「あまり筋肉をつけてもいけないんです」美ボディ大会、“ドレスの人”を目指すマスターズ女性の挑戦




「サマスタでドレスと言えば私」が目標というのは、「ドレスの人」を自称する柳本栄奈だ。実際、一昨年のマスターズではドレス部門で日本一に輝いている。

【写真】ドレスで優雅に舞う柳本のステージ

ヨガ講師として、山梨県内を飛び回る多忙な日々を送る彼女がボディメイキングにはまり込んだのは5年前のことだという。

「もともとは他の団体の大会に出ていたんです。でも、そこのドレス部門の判定に納得いかなくて…」

という柳本だが、その時の順位は2位。ずいぶんと自信家だと思いきや、「そんなことないですよ。私は足にコンプレックスがあるので、それでドレスにしたんですよ。ビキニの大会で負けてもある程度納得できますが、ドレスにはこだわりがありますね」という返事が返ってきた。

モヤモヤした気持ちを抱えながら初めてサマスタに参戦したのは4年前のこと。当時サマスタのドレス部門は休止されており、最初はモノキニ着用のBEAUTY FITNESS MODEL部門からの参戦となったが、優勝はかなわず。しかしこれは納得済み。自らのフィールドであるドレス部門が復活すると、「ドはまり」したという。

ただしこれは毎日トレーニングに打ち込み、ストイックな食生活を送ることを意味しない。

「ドレスっていう特性上、あまり筋肉をつけてもいけないんです。体重も絞りすぎてもいけませんし。サマスタに挑戦し始めたころには金子さんにも『絞りすぎだな』って叱られましたから(笑)」

だから、日々の調整はあくまで「自然体」だ。

「運動量は仕事で十分確保しています。あとは、振り付けの先生からポージングの指南をうけるくらいですかね。食事についても、他の種目の方々みたいにプロテイン飲んでトレーニングみたいなことはありません。そういう意味ではちょっと『緩い』かな(笑)。私の売りは上半身なので、そこはある程度鍛えますけど、それも自重トレーニングがメインです。筋量オーバーには気を付けていますね」

食事は1日2回。夜遅くに食べないことに気を付けているとは言うが、それ以外はあまり頓着していないという。

「ただ、小麦と油だけは避けていますね。仕事柄、車での移動が多くて、その間に食事をとることが多いのですが、それも自分でお弁当作って管理しています」

次なる目標はもちろんドレス部門での「日本一奪還」だ。

「おかげさまでおととし優勝させていただいたんですけど、去年は3位だったんですね。『ドレスの人』ですから、次は必ず日本一になりますよ」

その「日本一」のため、まずは8月に行なわれるMASTERS CUPに挑む。