芳賀涼平「一つも妥協なく、何が筋肉に良いかを常に考えて1年中生活してきた」90kg超級で4連覇「なめられる階級にはしたくない」




日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の体重別ボディビルの日本大会「第30回日本クラス別ボディビル選手権大会」が8月23日に石川県で開催され、最重量の90㎏超級で芳賀涼平が優勝した。

【フォト】日本で最も重いボディビルダーの迫力ボディ

普段はユーモアあふれるSNSへの投稿で界隈を賑わせるインフルエンサー「芳賀セブン」だが、ことボディビル競技に対しては非常に真摯でストイック。今大会も、この階級へのエントリーは芳賀を含めて3人(さらに欠場によりステージに立ったのは2人)と、モチベーションに影響しそうなものだが、「どうやったら勝てるかを考えてさまざまな取捨選択をして、一つも妥協なく、オフシーズンも何が筋肉に良いかを常に考えて生活してきています。出場人数が何人だろうと、1年中競技のことを考えてやってきたので、今日の仕上がりには満足です」ときっぱりだ。

最重量階級の90kg超級というのは、当たり前のことだが、90kg以上の選手しか出場資格がない階級である。トレーニングで筋肉を肥大させ、さらに大会に向けて除脂肪を行い、絞り切ってなお90kgの体重を残すのがいかに難しいことか。身体的なポテンシャルはもちろんあるが、強い信念を持つ者にしかたどり着けない境地だろう。

「(人数が少ないから優勝できたと)なめられる階級にはしたくないし、格を落としたくないんです。僕がこの90kg階級の基準をつくり続けていく」

今回で、2023年から続く階級連覇を4に伸ばした。すぐに出場選手数が伸びるわけではない。とはいえ、絞り切らない状態で体重だけを残してステージに立つ者が来年以降に出てきたとしたら、それは芳賀が望む勝負にはらない。日本一重い階級であるが故の葛藤は続くかもしれないが、勝負の場所はここだけではない。日本選手権という無差別級の場での躍進も期待される。

「『お尻の皮膚感がもう少し』というフィードバックもいただいたので、そこは改善したいです。昨年は13位(※同点が4人)だったのでファイナリスト入りが目標ですが、ギリギリ入るんじゃなくて、一桁順位で入ります」

10月11日の日本選手権に向けて、死力を尽くして臨んでいく。