9月23日に愛知・岡谷鋼機名古屋公会堂にて開催された「第37回ジャパンオープン選手権大会」の男子ボディビル部門で優勝したのは、横浜マリントレーニングジム所属の小坂元雄斗(33歳)だった。
【フォト】丸すぎて坂道転がり落ちるから最近足の裏にサイドブレーキつけたらしい小坂元のボディ
「いやぁ感無量ですね。8月の日本クラス別(75kg以下級)で負けて2位だったので、ここで絶対勝って日本選手権につなげたいと思い、トレーニングを見直してやってきたので。良い結果に結びついて良かったです」
大会後、笑顔と安堵の表情で話した小坂元。爆発的で「デカさ」で押す川崎一輝、好きのないトータルバランスの近藤孝仁ら個性あふれる選手が上位を争う中、ステージでは自身の強みを存分に発揮した。
「自分の強みはやっぱり丸み。ガチガチに絞れるタイプではないので、筋肉の張り感とかも含めて、ボディビルダーとして丸さを表現したいとうのが僕の考え方なので。それがうまくハマったのではないかと思っています」
会場には、昨年の東京選手権王者の泉風雅をはじめ、同ジム所属の仲間が応援に集まった。個性的な緑のボディビルパンツを着用していること、そして元競輪選手ということもあり、「丸すぎて坂道転がり落ちるから最近足の裏にサイドブレーキつけたらしい」と大会数日前には泉がSNSで投稿。そんな彼の特徴から、日本クラス別の際の掛け声から生まれた「まあるいみどりのこさかもと」Tシャツが会場をいろどった。それもまた彼の力になったであろう。
次戦は、今季最後の舞台、10月11日に大阪で行なわれる「日本男子ボディビル選手権」だ。
「もともと計画していた1年の流れの中で、段階を踏みながらここまでクリアできている感じです。さらにやりたいこと、やらなきゃいけないことは課題として持っているので、それに取り組んで、怪我なく進めていければと思っています」
最後は力強く言い放った。
「目標はファイナリストです」
文・写真/木村雄大


