丸みある肩の筋肉とサイズ感アップでV 貫録のメンズフィジーク日本一5連覇で伊吹主税はJBBF卒業を表明




10月11日、日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の「JBBFフィットネス・ジャパン・グランドチャンピオンシップス2026」が大阪・メイシアター(吹田市文化会館)にて開催され、メンズフィジークでは伊吹主税が貫録の日本一5連覇を達成した。

【フォト】フロントからの見栄えが増した伊吹のボディ

「気持ちはハラハラドキドキ、でも最高ですね」と大会を振り返った伊吹。決勝進出者の阿古ブレはほぼ昨年と変わらず、審査表を見ても伊吹に3位票が2つ入るなど、2位の増原駿、3位の手島祐との差もわずかなもの。例年以上に僅差の勝利であった。

「今年はみんな、これまで以上にサイズ上げてくるなとは思っていましたし、自分も肩をもう1段階大きくしつつ、背中のボコボコ感を磨くことをテーマにして取り組んできました。まだまだ背中は課題だらけかなとは思いますが、去年よりは良いものを見せれたのかなと思っています」

2位、3位の二人も一段階バルクアップしてこのステージに挑んできた中で、背中では彼らのほうが上回っていたかもしれない。だが、「フロントから見たときのサイズ感のアップも目指してきたので、そこで印象つけられたのかな」と本人が振り返るように、ファーストインパクトが勝負を分けたようにも見えた。

2週間後にはIFBB世界選手権のステージが待っている。すでに日本では頂点を極めつくしている伊吹にとって、1年間かけて目指してきたきたのがこの場所だ。

今大会を終えた翌日の夜、伊吹は自身のXにて「僕、伊吹主税は今回の5連覇でグランドチャンピオンシップスを卒業します。沢山の感動をありがとうございました。この時代に戦えて良かったです!」と投稿した。

来年以降どうなるかは現時点では不明だが、今の形で彼が世界選手権のステージに立つのは今回が最後なるだろう。ぜひ、有終の美をスペインの地で飾ってもらいたい。

文・写真/木村雄大