ボディコンテスト選手の登竜門として人気を博す「マッスルゲート」。「関東大会」(9月12日)のウーマンズフィジーク(旧女子ボディビル)一般の部で優勝を収めたのが永山佳澄(31歳)だ。女性カテゴリーの中で一番筋量を必要とする部門において、見事な戴冠劇を見せた。
大会後に永山は目指す選手像について「流行に逆らう形になるかもしれないですが、バルクで攻めていく選手でありたいです」と話してくれた。
永山がそう語る背景には、近年の女子フィジークでは絞りが重視されているという本人の認識がある。そんな中でも、筋肉量を武器に勝負していきたいという思いを持っている。
今大会に向けては、自身の強みを生かすための工夫も重ねてきた。二人三脚でトレーニングをしているコーチからは、ハムストリングスの絞りの甘さを隠すように、外側広筋のバルクとポージングで勝負するようアドバイスをもらっていた。そうした工夫を重ね、優勝という結果を残した。
日頃、パーソナルトレーナーとしてクライアントの要望に応えている永山。休日や仕事の合間に時間を見つけては、トレーニングに励んでいるという。ベンチプレスがとても好きで重量を追い求め、最大挙上重量は70kgにまで到達。一方、脚はヒザと股関節を痛めていることから、とにかく効かせることに注力している。
筋肥大は順調に行なっている一方、絞りに関しては試行錯誤中だ。
「一番食べたのは鶏胸肉です。朝は決まって鮭ですね。食事をコロコロ変えてしまうと何が自分に合っているかわからなくなるので。あと、夜は炭水化物を入れないように意識しています。脂質を減らすと腸内環境が悪くなってしまうので、あえて減らさないようにしました。MCTオイルともずくを摂りました」
現在は女子フィジーク歴4年目。まだまだ伸び代がある時期だ。筋量へのこだわりを貫く永山が、今後どのような姿をステージで見せてくれるのか楽しみだ。

