YouTubeに投稿しているボディビル解説動画が話題の筋肉マニアが、毎週一人のボディビルダーをピックアップして紹介していく連載「解体筋書」。今回は、2026年ジュラシックカップノービスクラス7位の塚本健太選手です。
自他ともに認める日本一の大胸筋
塚本選手は、「ツカケン」の愛称で知られる筋肉系インフルエンサーです。2020年マッスルゲートのメンズフィジークでデビュー戦を飾った彼は、2023年のスポルテックカップではマスキュラーフィジークで優勝、FWJ「SEA OF JAPAN CHAMPIONSHIPS 2025」階級別優勝などの成績を収め、一躍トップ選手の仲間入りを果たします。先日行われたジュラシックカップでは、初のボディビルにも挑戦し、会場を大いに沸かせました。
知名度や実力もさることながら、特筆すべきはそのバルク。ボールが付いているかのような球形の筋肉が彼の肉体を覆っており、中でも日本一と称される圧倒的な大胸筋は、塚本選手のアイコン的存在となっています。上部から下部まで余すことなく詰め込まれたパンパンの胸は、驚異的な立体感を生み出しており、細いウエストを引き立て見事なフィジークを形成しています。肋骨から骨盤までの距離が長く、Tシェイプと呼ばれるアウトラインを持っていることも彼の特徴です。
背中はフロントのインパクトに比べて弱点と言われていた部位ですが、近年は大幅な改善を見せており、以前までとは違った凹凸感を披露しています。初ボディビルで露わとなった大腿部は、得意の上半身ほどではないものの、他の選手に引けを取らないサイズをしており、絞りとマッスルコントロール次第でさらに強力な武器になると思います。
ハイレベルとなったノービスクラスでは7位という結果でしたが、ファンから長年切望されていたボディビル出場を果たしたことは、大きな話題を呼んだのではないかと思います。ご本人は「最初で最後」と話していますが、今後どんな舞台で活躍を見せてくれるのか楽しみですね。
次回は、公務員から経営者・インフルエンサーに転身した元メンズフィジーク選手についてお話しします。お楽しみに!
写真/木村雄大


