VITUP!読者の皆様、こんにちは。ゴールデンウイークのひととき、いかがお過ごしでしょうか? 外出自粛ありがとうございます。
さて、外出は買い物やランニングくらいの昨今、取材も満足にできず、毎週のネタ探しに苦労する日々です。そうしたなか、コンビニで買い物中、「プロテイン」と名の付く商品が数多く売られていることに気づき、試しに全部買ってみました。
今回入手できたのは17品。いろいろなコンビニを巡って集めればもっとたくさんありそうですが、フラフラとコンビニ巡りをするのも不謹慎なので、今回は一度に入手できたプロテインと名の付く商品を試食していきたいと思います。
17種類一気に試食、試飲はかなりハードです。というわけで、まずはプロテインバー7種類の試食からいってみましょう。
エントリー№1はこちら。「in バー プロテイン バニラ」です。
1本(37g)あたり、たんぱく質10.5gで194kcal。
ウエハースの食感がたまりません。ビックリマン世代の方は、食べ過ぎて一度は嫌になったことがあるはずのウエハースですが、久しぶりに食べるウエハースの食感はやはりいい。そして思ったよりも甘くなく、サクサクの食感と相まってとても食べやすいです。
続いてエントリー№2は同じく「in バー」シリーズから「in バー プロテイン グラノーラ」です。
1本(30g)あたり、たんぱく質10.5gで106kcal。カロリーはかなり控えめなのが嬉しいですね。
見た目通りのグラノーラ感です。いちご、レーズン、グランベリーといったフルーツの香りが鼻から抜けていくような感覚があり、さわやかな印象を与えてくれます。気になる点があるとしたら、グラノーラが歯にくっつくことでしょうか。
ここからはチョコレート系にいきます。エントリー№3は「スローバー チョコレートクッキー」です。
1本(40g)あたり、たんぱく質2.2gで189kcal。こちらはたんぱく質がやや少なめですが、ゆっくり消化吸収される糖質(パラチノース)配合ということで腹持ちの良さが特徴です。
チョコレート感がしっかりあって、かなり濃厚なので確かに腹持ちしそうです。チョコチップの存在感もあるので、チョコレート好きにはオススメかもしれません。
続いてエントリー№4「プロテインバー チョコレートクッキー」。
スローバーと同じブルボンさんの商品ですが、こちらは1本(40g)あたり、たんぱく質11.3gで181kcal。スローバーよりもたんぱく質が豊富です。
スローバーと食感は似ています。中にクッキーが入っているため、チョコレートの甘さに食感のアクセントが入っていい感じです。
エントリー№5はチョコレート系のラスト。「1本満足バー プロテイン・ラン・ベイクドチョコ」です。
1本(46g)あたり、たんぱく質10gで186kcal。
ベイクドチョコと書かれている通りのベイクド感があるかどうかはともかく、ずっしりとした食べ応えがあります。甘さの中にサクっとした食感もあり、満足感が高い1本と言えるでしょう。
残りは「1本満足バー」シリーズからのエントリーとなります。エントリー№6は「1本満足バー プロテイン・ラン・ベイクドチーズ」です。
1本(46g)あたり、たんぱく質10gで194kcal。「ベイクドチーズケーキ」の名前に心ときめきます。
チーズの香りが漂い、しっとり感があって濃厚なチーズの味もバッチリ。これは完全なるベイクドチーズケーキですよ。デザートのチーズケーキとして出てきてもおかしくないくらいの美味しさです。今回のプロテインバーの中で、個人的には一番好きです。
それでは最後、エントリー№7「1本満足バー プロテインヨーグルト」です。
1本(39g)あたり、たんぱく質15gで186kcal。エントリーされたプロテインバーの中でもっとも豊富にたんぱく質が含まれています。
袋の注意書きには「かための食感のため歯をいためないようにご注意ください」と書いてあります。前歯を折った過去があり、付け歯の私にとって、カタイものは難敵です。とはいえ、しょせんプロテインバー。そこまでではないだろうと高を括っていたら、まあ大変。カ、カテエ…。
確かにカタイのですが、ヨーグルト風味とシリアル食感で味わいは申し分なし。バクバク食べられてしまうから、そうならないようにカタくしているのではないかと思うくらいです。ベイクドチーズケーキといい、このヨーグルトといい、一本満足シリーズの満足感は素晴らしいものがあります。
人によって好みはわかれるかと思いますが、今回いただいたプロテインバーは、どれもおやつやデザート感覚で食べられる美味しいものばかりでした。手軽にプロテインを摂取できる時代になったということですね。というわけで今週はここまで。次回はその他のプロテイン商品を試食していきます。
1975年8月27日、神奈川県出身。学生時代はレスリング選手として活躍し、高校日本代表選出、全日本大学選手権準優勝などの実績を残す。青山学院大学卒業後、ベースボール・マガジン社に入社。2007年~2010年まで「週刊プロレス」の編集長を務める。2010年にライトハウスに入社。スポーツジャーナリストとして数多くのプロスポーツ選手、オリンピアンの取材を手がける。