Super Body Contest(SBC)の千葉大会(CHIBA08)が、7/18(日)に千葉・青葉の森公園芸術文化ホールにて開催された。SBCは2019年にスタートしたまだ歴史の浅い大会ではあるが、競技性を保ちながらエンターテイメント性も持ち合わせた大会として注目を集めている。
「あまり緊張しすぎず、心の中は決して余裕ではないのですが、雰囲気として“余裕の表情”が出せるように意識してステージに立っていました。一番に考えていたのは、勝ち負けよりも、今日のステージを楽しむこと。それを大事にしていました。」
そう話すのは、女子のChampion of the show(総合優勝)に輝いた家吉里実だ。「お尻がコンプレックスだったので、重点的に鍛えた」という彼女は、バランスの良いボディラインと常に笑顔を忘れないステージングで観る者を魅了し、見事に戴冠。その話し口調は非常に穏やかで、ふんわりとしているが、根っこにあるのは“優勝”というものへのこだわりと、そのための弛まぬ努力だった。
「もともと今大会はエントリー費が無料というところで、興味があり出場を決めたのですが、出るからにはもちろん成績を残したいと思っていました。なので、毎朝6時から9時まで、ここ2ヶ月間はほぼ眞日ポージングの練習を続けてきました。トレーニングは好きなので、仕事をしながらでもあまり大変だとは思わないですし、そういうところが結果につながって嬉しかったです」
エンターテイメント性のある大会ではあるが、ただ楽しめばいいというものではない。勝利に向けた努力を日々重ねたからこそ、ステージで見せることができる表情があることを家吉里実は示してくれた。「今後の大会はまだ決めていませんが、興味がある大会があったらまた出場したいですし、出るからにはどの大会でも1位を目指したい」と話す彼女。その笑顔と優雅なポージングでまた楽しませてくれる日が来るのが楽しみだ。
文・写真/木村雄大