8/1(日)に東京・きゅりあん小ホールで開催されたSuper Body Contestの東京大会(TOKYO09)。今年から新設されたTREND部門の女子Champion of the show(総合優勝)に、古賀真理愛が輝いた。
7/18(日)の千葉大会でも総合優勝に輝いた古賀だが、躍進までの道は決して平坦ではなかった。開幕戦のさいたま大会では惜敗を喫したこともあり、どこか大会に対して力が入りすぎていたという。
「千葉大会では、優勝することに必死で楽しむことを忘れていたと思います。ふと大会での自分の写真を見返したとき、すごくこわばった表情をしていたんです。これではいけないなと思って、東京大会では楽しむことを第一に考えようと思いました」
身体の仕上がりだけでなく、表情やポージングも含めて「魅せる」ということがボディコンテストの根幹。そんな原点に立ち返った彼女は、東京大会までの2週間を使い徹底的なポージング練習に取り組んだ。
「練習によってということもありますし、何より千葉大会で総合優勝できたことは自信につながりました。純粋に競技を楽しめるようになってきたのは大きかったですね」
その言葉の通り、柔らかな表情でステージを舞い、圧巻のステージを披露した古賀。今大会で弾みをつけた彼女は、12月開催予定の全国大会(TOKYO FINAL)に向けてさらなる飛躍を誓った。
「今大会のフィードバックでは、もう少しハリ感が欲しいというアドバイスをいただきました。今後は食事の見直しや筋量を増やすことを意識して、さらに自分を高めていきたいです。目標であるTOKYO FINALで優勝して、いつも応援してくれる息子に『諦めずに努力すれば夢は叶う』ということを伝えられたらと思います」
文/森本雄大
写真/木村雄大、森本雄大