長期自粛の影響はいかに!? 「フィットネスショップ水道橋本店」トレーニング用品・最新売上トップ5




VITUP! 読者の皆様、こんにちは!
編集部員の森本です。

以前にVITUP! では、コロナ禍での売上ランキング(Top10)について、フィットネスショップ・通信販売部門責任者の小川洋平さんにお話を伺ったことがありました。

その際には、可変式ダンベルが上位に多く食い込みつつ、パワーラックといった大型器具もランクインするというかつてない事態が起こっていました。

当時の調査から1年以上が経過しましたが、コロナウイルスの猛威はとどまるところを知らず、自粛期間は長くなっています。そんな中トレーニーの人々に、ニーズの変化はあるのでしょうか。

今回はフィットネスショップ水道橋本店の取材に伴い、平川店長に店舗での売上ランキング(2021年8月末時点)を伺いました。平川店長がおっしゃるには、トレーニング器具の売れ行きは、1年前とはまた少し違った動きを見せているとのことで……。

「1年前は、ジム自体が本当に閉まってしまっている状況でした。そのため、一時しのぎでもトレーニングは欠かしたくないという需要から、可変式ダンベルが飛ぶように売れていたのです。ですが現在、考え方は様々ですがジムに行くという選択肢も選べる状況ですよね。その中で、それでも自分は家でトレーニングしたいという人が、より家の設備を本格化させようという動きが出てきました。それによって、売上上位をパワーラックなど大型器具が独占する状況になっています」

ホームジム作成の本格化が進み、ランキングも1年前とは様相が異なりそうな予感……!

ではここで、気になるランキングを一気に発表していきます!

 

トレーニング器具部門

【第1位】CSM-725WS  TUFFSTUFF(タフスタッフ) スミスハーフケージアンサンブル
販売価格:825,000円 (税込)

こちらはパワーラックとスミスマシンが融合した商品。それに加え、ケーブルトレーニングや懸垂などを行なうことができる優れものです。アジャストベンチも付属した充実のラインナップで、堂々の第1位を獲得しました。

 

【第2位】CPR-265 TUFFSTUFF(タフスタッフ) パワーラック
販売価格:203,500 円(税込)

こちらは、ジムにあるような本格仕様のパワーラック。スクワット、デッドリフト、ベンチプレスなどを一台で行なうことができます。王道商品として根強い人気を発揮しました。(※アジャストベンチは付属しておりません)

 

【第3位】CDM-400 DXマルチパーパスベンチ
販売価格:115,500 円(税込)

パワーラックと相性抜群のアジャストベンチ。耐久性があり、適度なサイズ感で使い勝手の良い商品です。

 

【第4位】CSM-600 TUFFSTUFF(タフスタッフ)ベーシックスミスハーフケージ
販売価格: 429,000 円(税込)

スミスマシンとパワーラックの融合商品。なお、この商品にはケーブルマシンやアジャストベンチは付属していません。スミスマシンはバーの軌道が決まっているため、フリーウエイトではできない細かなトレーニングが可能です。

 

【第5位】CXT-225 TUFFSTUFF(タフスタッフ)コーナーマルチファンクショナルトレーナー スミスオプション付
販売価格:803,000 円(税込)

こちらは店頭で販売していない受注発注品。第1位のスミスハーフケージアンサンブルと同様に、幅広いトレーニングを行なえるだけでなく、部屋の角に置ける省スペース性を実現しています。設置場所によっては、この商品をおすすめすることもあるのだそうです。

 

かつてであれば、これほど高額な器具が売上上位を占めるのは考えられなかったこと。可変式ダンベルもランキングから姿を消し、平川店長がおっしゃるように「より本格的な家トレ設備」を整えるために人々が動いていることがわかる結果となりました。そしてこのような高額器具の購入において、店舗の重要性を改めて感じることができました。

最終回となる次回は、サプリメントの売上ランキングトップ5をご紹介します!

取材・文/森本雄大
写真/中野皓太