【3.21修斗後楽園】試合5日前でもプラス6㎏。MMAファイターの減量に密着




ひとくちに減量と言っても一般的なダイエットからスポーツにおける減量まで、その目的によってアプローチ法もさまざまだ。ここではボディビルなどともまた違う、現役格闘家の減量を公開。3月21日に試合を控えるダイキ・ライトイヤー(修斗GYM神戸)選手の協力のもと、試合当日までのリアルな体の変化をリポートする。

試合5日前。起床時67.3㎏、練習後67.1㎏

3.21後楽園大会まで、あと5日となる3月16日。後藤丈治(TRIBE TOKYO MMA/同級世界8位)との対戦を控えるダイキの体は、表面的には意外なほど変化が見られない。少しおさらいすると2週間前が69.0㎏で、10日前が67.8㎏。そして5日前が67.1㎏(いずれも練習後)だ。

試合10日前。練習前67.9、練習後67.8㎏
試合2週間前。試合前70.9㎏。練習後、69.0㎏

「試合10日前の練習終わりに66㎏台に持っていく感じです。で、いつも計量の前の週の月曜日は、5㎏ちょっと残っている感じです。そして運動、半身浴などの最終調整で、ラスト1週間で試合前日までに2~3㎏オーバーまで持っていって最後は水抜きで3㎏ですね。僕の場合は、水抜きは多くても3㎏までです」

10日前のコメントと照らし合わせると、たしかに試合前ラスト1週間は「5㎏ちょっと残っている」状態だ。つまり劇的に変化するのは計量前日となる3月19日から——。ここからは常人では考えられないような調整段階に入るため、計量前後のリポートは試合後にまとめてお届けする。

計量時の体重のリミットは-61.2㎏