三層からなる側腹筋の中で最も表層に位置する。
胸郭を引き上げ、腹圧を高めるほか、体幹の屈曲や回旋などに作用する。
いわゆる腰のくびれをつくる筋肉で、美ボディを目指す上では鍛錬が欠かせない部位である。
外腹斜筋上部を強化するとナナメ線が多数入り、腹直筋が際立つ。下部は下半身を捻る動作に関わる。
しかし発達しすぎると、ウエストが目立ちにくくなるので、さじ加減が大事。
体幹の中でもとくにひねる動作と体幹の固定に関わるため、野球やゴルフのスイングなどスポーツでも重要な筋肉だ。
<起始>
・第5~12肋骨外側面
<停止>
・腸骨稜
・鼠径靱帯
・白線
<支配神経>
・肋間神経(肋下神経、胸腹神経:T5~T12)
<主な働き>
・脊柱の側屈、体側回旋、屈曲
・胸郭の引き上げ
<主なトレーニング法>
・ツイストクランチ
<関連記事>
◆【動画de筋トレ初心者講座】自宅でできる自重トレ~腹筋(クランチ)編~