「運動未満で体はととのう」。日常生活の一工夫で、心身の不調を改善




現代、コロナ禍による運動不足、不規則な生活習慣による自律神経の乱れなどから、「疲れやすい」「眠れない」「気分が落ち込む」「首や肩のこりがずっと続いている」など、心身に原因不明の不調をきたす人が増えています。

今回はそんな不調を脱出するための方法がまとめられた書籍「運動未満で体はととのう」をご紹介します。

著者は、プロスポーツ選手のトレーナーをつとめ、治療家として延べ12万人もの体と向き合ってきた長島康之氏。一般的に心身の不調には、「適度な運動」「規則正しい生活習慣をつくる」などの改善策が提案されますが、本書ではそういったことが難しい人に向けて、日常生活から簡単に取り入れられる方法が紹介されています。

一例として挙げられるのが、立ち方の改善などです。立ち姿勢をつま先重心からかかと重心に変えるだけで、反り腰やポッコリお腹、太ももの張り、ヒザの痛みなどの改善につながるのだといいます。こういった工夫であれば、忙しい人でも手軽に取り入れることができるのではないでしょうか。

日常生活のちょっとした見直しで、心身の調子を健康に整えていくのもよいかもしれません。

【書籍情報】
タイトル/運動未満で体はととのう
著者/長島康之
定価/1430円(税込み)
発売日/2022年5月19日発売