3月からの3ヶ月の“肉の日”29日に限定発売している、モスバーガーと新日本プロレスがタッグを組んだ「きんにくにくバーガー」。オカダ・カズチカ選手監修で注目を集めるこのバーガーですが、ついに今週末5月29日、販売最終日を迎えます。
■プロレス風会見に登場したオカダ・カズチカ選手と、新日本プロレス大張社長、モスバーガー中村社長
VITUP!でも2回目の発売日となった4月29日に実際に食べてきました。
3月の記者会見レポートでもお届けしましたが、あらためてこのバーガーを説明すると、コンセプトは“筋肉が喜ぶバーガー”。バンズの代わりに、オカダ選手が好きだという「モスの菜摘」（レタス）で具材を挟んだ健康向けの商品になっています。
具材は3種で、国産鶏のむね肉を使用したチキンパティ、大豆由来の植物性たんぱくがベースのソイパティ、ほんのりスパイスを効かせた若鶏のむね肉のチキンナゲットをサンド。味付けはオーロラソースとケチャップのシンプルな味付け。
一口かぶりついてみました。
ご覧の通り、食べ応えは十分。バンズ（パン）がないので「物足りないのでは？」と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、いえいえそんなことはありません。たっぷりの具材にしっかりとした味付け、そしてあえてこの崩れやすいモスの菜摘で挟んでいることで、われわれはガブっっっっと噛みつくしかありません。この豪快に食べる感じも相まって、ヘルシーなものを体に入れながらも「いけないものを食ってるなー」という背徳感を得ることができるのです。
モスの菜摘シリーズ全体に言えることで、やや食べずらいのは正直なところ難点です。最初はガブついても、途中からはフォークなどを使って食べるのがいいかもしれません。でも、レタスはとにかくフレッシュでシャッキシャキ。パティの噛み応えに、野菜の食感、もう完璧。最高です。
心の汚い方には、ヘルシーなきんにくにくバーガーの後ろからひょっこり顔を出している何かが見えるかもしれませんが、きっと気のせいです。まさか、「高たんぱくかつ低カロリーなバーガー」の実食レポートに行って、フライドポテトとオニオンリングの「オニポテ」を食べるわけないじゃないですか。ちなみにドリンクはコーラではなくアイスコーヒーです。これは本当に（←何の言い訳）。
ということで、今週末5月29日が最後の発売日となる、きんにくにくバーガーの実食レポートをお届けしました。「日本中に『きんにくにくバーガーの雨が降るぞ！』」とオカダ選手が3月の会見は締めくくりましたが、まさか4月29日は本当に豪雨になるとは予想してなかったですが。今週末の関東は良い天気になりそうですし、気温もちょうどポカポカ陽気（というか日によってはもう夏）なので、まったりランチにモスバーガーに行ってみてはいかがでしょうか。
文・写真／木村雄大
