8/21(日)、Super Body Contestの東京大会(TOKYO07)が東京・サンパール荒川にて開催され、COLLECTION部門で高久あゆみが自身初のChampion of the show(総合優勝)に輝いた。
初の女王となった彼女が、大会に出場し始めたのは去年のこと。コンテストで輝く選手を見て、あこがれを抱いたのがきっかけだったという。
「大会を生で見た時、選手のみなさんがものすごくきれいで。こういう風になれたらいいなと思うようになりました」
目標を見つけると、トレーニングにも熱が入った。徐々に美ボディに磨きをかけると、昨年の埼玉大会(SAITAMA07)のSBC部門・MONARCH(女子40歳~49歳)クラスで準優勝。クラス優勝の手前まで迫った彼女は、さらなる成長へ歩みを止めることはなかった。
「1年間かけて、肩とお尻と意識して鍛えてきました。あまり重量にはこだわらず、自重でコツコツと鍛えていく形ですね。丁寧にしっかり効かせて、少しずつですが体を変えることができました」
そうして積み上げた地道な努力は、大舞台で結果となって現われる。MONOKINI部門とSBC部門に出場すると、磨き上げた美ボディで流麗なパフォーマンスを披露。とくに以前から出たかったというMONOKINI部門に向けては、普段から意識して体づくりを行なっていたという。
「モノキニに合う体をつくりたくて、ずっと意識しながらトレーニングしてきました。結果が出てうれしかったです」
長身のボディラインとモノキニ衣装が組み合わさり、さらなる美しさを表現。積み上げたトレーニングは、スレンダーかつ「出るところは出る」ボディとなって総合優勝への道を切り拓いた。初の栄冠に喜びをあらわにしながらも、彼女は次なる目標を見据えている。
「今後はモノキニをもっと極めて、SBC FINALで結果を残せるようにがんばっていきたいです」
努力を積み上げる新・モノキニ女王が、ファイナルの頂に登る日も遠くないのかもしれない。
取材・文・写真/森本雄大