レギンスフィットネス優勝の中村藍。ジャパンカップで“初代女王”の座にいざリベンジ!【マッスルゲート静岡】




11/5(土)、静岡・富士市文化会館にてマッスルゲート静岡大会が開催された。コンテストの登竜門イベントであるこのマッスルゲートは、昨年に続いて2022年も日本各地で開催されており、今回の静岡大会は約340人がエントリーし、熱戦を展開した。

まさに“初心者向け”という位置づけのマッスルゲートであるが、女子競技においてその象徴と言えるのが、「ウーマンズレギンス」だろう。ビキニやウーマンズフィジークといった競技に比べて肌の露出部分は少なく、「レギンスが似合う身体」が評価される競技であり、昨年2月に初めて開催されて以降、大会を経るごとに出場者は増え、大会によってはエントリー数がもっとも多いのがウーマンズレギンスであることも多い。

さらに今年からは、コスチュームは同じながら、より筋量がついた姿が評価される「ウーマンズレギンス“フィットネス”」もスタート。この静岡大会でも開催され、中村藍が頂点に立った。

中村は、昨年2月のマッスルゲート新人戦でウーマンズレギンスを制した、当カテゴリーの初代女王。163cm超のスラリとしたボディにはつらつとした笑顔が印象的であり、レギンスを着用した姿はまさに“フィットネス”という言葉が似合う選手だ。

昨年は5月の東京大会も制したものの、日本一をかけたゴールドジムジャパンカップでは163cm超級で惜しくも2位。残念ながら優勝はならなかった。また、今季も10月の東京大会では連覇を狙ったものの再び163cm超級で2位と、悔しい日々が続いてきた。

そのような中で迎えたこの静岡大会では久々の優勝となり、自身のInstagramで「久々に優勝する事が出来ました!終わってからたくさんの方から声をかけていただき、おめでとうの連絡が山ほどきてて、幸せでいっぱいです」と報告。

久々の優勝に笑顔を見せたものの、見据えるのはさらにその先。昨年以上にそのボディが進化しているのは明らかで、特に腹筋のシックスパックは顕著。この勢いで、12/3(土)に開催される「ゴールドジムジャパンカップ」のウーマンズレギンスフィットネスで、今年こそ再び初代女王にチャレンジする。

「さあ、喜ぶのはここまで。残り1ヶ月初代レギンスフィットネス女王になるためにまた明日からトレーニング、戦時飯(みんなが言うから)始めます。これからも応援よろしくお願いします!!!」とつづり、気合十分。1ヶ月後、またレベルアップした姿を見せてくれるはずだ。

文・写真/木村雄大