「プロテイン」といえばマッチョが飲むもの、アスリートが使うものといったイメージが強いものの、回復力をアップしたり、美容や健康にも役立ったりと、人間にとっては必要不可欠な栄養素。ところが、近年は健康意識の高まりとともにフィットネスを楽しむ人が増えているが、厚生労働省のデータによると、日本人のタンパク質摂取量は50年前よりも少なくなっているという。
「アスリートのためだけではなく、日本人の健康のために必要なタンパク質を、もっと摂りやすくできないかと。日本人の体に合ったプロテインが必要なんじゃないかと考えたんです」
そう語るのは株式会社アルプロン代表取締役CEOの坂本雅俊氏。アルプロンは「よいものをより安く」といったスタンスがフィットネス市場で受け入れられ、業績を伸ばしてきたメーカー。そのアルプロンが「最高級のプロテイン、私たちが考えた最高レベルのプロテインを出したい」(坂本氏)という思いから誕生したのが、今回発表された“機能性プロテイン”「IZMO」シリーズだ。
「IZMO」の特徴は
1.生きた乳酸菌「BC-30」を配合
2. タンパク質含有量80%以上を確保
3.溶けやすさ
4.天然ポリフェノール素材のVinitrox™を配合
の4つ。
日本人は欧米人と比較して腸が長く、面積も広いことから、栄養の吸収には腸内環境を整えることが重要だと言われている。「IZMO ホエイプロテイン100」は、タンパク質の吸収を上げるために生きた乳酸菌である「BC-30」を配合。
また、「IZMO O2 ホヘイプロテイン100」は、運動前に250mg摂取することで血管拡張機能と抗酸化作用が働くというVinitrox™を配合。筋トレだけではなく、有酸素運動にオススメのプロテインである。
「ただ、これだけのものを取り入れながら、タンパク質含有量80%以上を維持するのに苦労しました。また、いくら機能性が高いプロテインができても、おいしくなければ続けることはできません。タンパク質含有量、おいしさ、機能性。いろんな部分にこだわりました」(坂本氏)
さらに画期的なのは、その溶けやすさ。シェーカーを使わなくても、水を入れたグラスにパウダーを入れて、スプーンで混ぜたら溶けるという。
2017年8月30日の発表会見には、こんな面々が集結。
開発にはマニー・パッキャオらを指導してきた医学博士の池田充宏氏、元シアトルマリナーズのアスレティックトレーナーでイチローらを支えてきた森本貴義氏が開発に携わった「IZMO」シリーズ。2017年9月20日より全国のスーパースポーツゼビオ、Victriaで販売される。