新しいことをはじめるって、なんでも大変ですよね。
とくに筋トレやランニングなどは、やればエネルギーを使い、疲れることがわかり切っています。
どうして、そんな思いをしなきゃいけないの?
それやると、どうなるの?
そう言いたくなるのもわかります。
多くの人が最初につまづくのは、まさにここ。モチベーションの壁です。
そんな時は、まずこう信じてみてください。
「人生が変わる」と。
事実、筋トレは人生を変えます。
髪を切ったり、引っ越したり、資格を取ったり、転職したり、新しい恋人を見つけたりするよりも、かなり確実に変わります。
例えば、適度に筋肉がつき、しなやかで引き締まったアスリートのボディを思い描いてみてください。
かっこいい、美しい、強そう、健康的、エネルギッシュ……ポジティブな印象ばかりが浮かんでくるのではないでしょうか。
意志が強そう、性格が明るそう、ゴハンいっぱい食べそう、一緒に飲んだら楽しそう、悩みを相談してみたい、いっそ付き合いたい……そんな感想もあるかもしれません。
立場を入れ替えてみると……そういう目が自分自身に注がれるのです。
出会う人みんなの見る目が変わるわけですから、それは環境が変わるのと同じです。当然、起こる出来事も変わってきます。
今まで挨拶を交わすだけだった人が、何かのお誘いをしてくるかもしれません。仏頂面だった人が、笑顔で話しかけてくるかもしれません。頼まれなかったことを、頼まれるかもしれません。もらえなかったものを、もらえるかもしれません。見向きもしてくれなかった人が、じっと見つめてくるかもしれません。あこがれだった人と付き合えるかもしれません。
その状況が続くのですから、少しずつ人生そのものが変わっていくのも自然なことです。
外見にはそのくらいの影響力があります。おそらく全人類が、見た目で多くの判断を下しているでしょう。
もちろん外見は自分の意識も変えていきます。
体の変化を見た後、「うわ、やるんじゃなかった!」とは、多分ならないと思います。
むしろ鏡を見るのが楽しくなり、自分をどんどん好きになっていくかもしれません。それがさらなるモチベーションを生み、ますます状況を好転させていきます。
だまされたと思って、試してみてください。
『筋活』への一歩を踏み出し、自動的に何かが変わっていくのを楽しみましょう。
文/編集部