プロレス界でも屈指の筋肉美を誇る石森太二選手の連載コーナー『TAIJI THE WORLD』。石森選手のトレーニングメニューを紹介するシリーズ腹筋編もいよいよラスト。今回は最近のディップスタンドを使った腹筋とダンベルクランチのの2種類を紹介。太二式トレーニングで目指せシックスパック!
大腰筋、腸腰筋に効果あり
腹筋トレーニング編もいよいよラスト。今回も2種類のメニューを紹介します。最初に紹介するのは、ディップスタンドを使ったレッグレイズ。ボールを足にはさんで行ないます。はさんだボールを落とさないように、足を下ろした状態からヒザを曲げて引き上げていきます。このトレーニングは腹筋というよりも、大腰筋や腸腰筋により効果があります。
ポイントはもも上げをイメージすること。当然腹筋にも負荷はかかっていますが、お腹よりも腿上げを意識して足を上げると、大腰筋、腸腰筋に効いてきます。ちなみにボールは足を閉じることを目的にはさんでいるので、軽いもので構いません。
ダンベルクランチで腹筋上部を鍛える
続いてはダンベルクランチ。ダンベルを持った腕を上に伸ばした状態で固定して、腹筋でそれを押し上げるイメージで行なってください。この種目はとくに腹筋上部に効果があります。使用するダンベルが重すぎると、どうしても腕でダンベルを上げようとしてしまいます。そうすると本来かけたい負荷を腹筋にかけることはできません。腕はあくまでも固定したままで、腹筋で体を持ち上げられる重量で行なうようにしましょう。
紹介する腹筋のメニューはこれにて終了。腹直筋、腹斜筋、下部に効くもの、上部に効くものといろいろな種類を紹介したので、試してみてください。次回は腕のトレーニングメニューを紹介します。
これまでの腹筋メニューをチェック!
撮影/中田有香
石森太二(いしもり・たいじ)
1983年2月10日、宮城県出身。闘龍門に入門し、2002年5月11日、メキシコ・アレナ・コリセオでの橋本史之戦でデビュー。2006年からNOAHに参戦し、GHCジュニアヘビー級王座最多防衛記録となる10度の防衛を記録。2018年にNOAHを退団し、現在は新日本プロレスを主戦場として、ジュニアヘビー級戦線で活躍している。プロレス界でも屈指の筋肉美の持ち主。
1983年2月10日、宮城県出身。闘龍門に入門し、2002年5月11日、メキシコ・アレナ・コリセオでの橋本史之戦でデビュー。2006年からNOAHに参戦し、GHCジュニアヘビー級王座最多防衛記録となる10度の防衛を記録。2018年にNOAHを退団し、現在は新日本プロレスを主戦場として、ジュニアヘビー級戦線で活躍している。プロレス界でも屈指の筋肉美の持ち主。