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大会5連覇を果たした安井友梨。「アジアチャンピオンとして恥ずかしくない体を見せたかった」【2019オールジャパン選手権】




8/31(土)・9/1(日)の2日間にわたり開催された2019年オールジャパン選手権。健康的な体つき、ヘアースタイルや顔立ち、肌の色つやなど、女性らしさが審査対象となるビキニフィットネス部門において、大会2日目午後、35才以上・160cm超級に出場した安井友梨が優勝を果たした。

【大会結果】美の頂点を争うビキニフィットネス。安井友梨が女王の座を死守~9/1(日)開催 2019年オールジャパン選手権大会結果(午後)

安井は、今回で大会5連覇となったほか、7月に中国で開催されたアジア選手権においてもオーバーオール優勝(総合優勝)を成し遂げている、言わずと知れた日本が誇るフィットネス・クイーンだ。

「アジアチャンピオンとして恥ずかしくない体でオールジャパンに出場してほしい、ということはアジア大会終了後に言われていました。今大会は世界選手権の選考大会でもあるので、『世界へ安井を出したい』と思っていただけるような体づくりを目指して準備を進め、すべてを賭ける気持ちで、アジア大会後からさらに3キロ絞って出場しました。ある意味、優勝というのはあまり意識していなくて、『世界選手権で戦える体であるかをみなさんに見ていただきたい』という思いでした」

決勝審査の6名、左端が安井。バランスの良さが際立つ

本人がそう話すように、ステージ上では女王らしい圧倒的な存在感を放ち、文句なしの頂点に立った。昨年まではこのオールジャパン選手権内でさらにオーバーオール優勝を決定しているが、今年からは新たに設立された「JBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIP 2019」が10/14(月・祝)に開催されることが決まっている。各カテゴリーのミスボディフィットネス、メンズフィジーク、そしてビキニフィットネスのオールジャパン上位3選手らによる無差別のコンテスト開催がこの場で行なわれることになっており、真の日本チャンピオンがこの場で決定。各階級の女王がこの1ヶ月で、“打倒・安井友梨”を誓って仕上げてくるに違いない。

「『日本では勝って当たり前』というのが、みなさんの私に対する期待だと思います。だから私は他の選手の方々よりも何十倍も早く進化をしていかないと、新しく出てくる方のほうがいいと思われてしまうと感じています。そういう気持ちでこの1年間取り組んできたので今回の優勝は安心しましたが、みなさんからのそのような期待を糧にしながら、今後も進化し続けていきたいと思います」

文・写真/木村雄大

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