ぽっちゃりアラフォーパン職人から、日本3位の美ボディへ




トレーナーとして自らの経験とノウハウを伝えながら、会員さんと一緒にトレーニングに励む女性がいます。

静岡県駿東郡長泉町のトレーニングジム「eIGHT GYM」(エイトジム)の所属トレーナー増田葉子さんは、「ベストボディ・ジャパン2019日本大会(以下BBJ)」でウーマンズクラス3位になりました。

BJJ日本3位となった増田さん

4月までパン職人として働いていた増田さんは、8月にオープンしたeIGHT GYMでチーフトレーナーとなりましたが、今年2月までは身長169cm・体重63kgの少しぽっちゃりしたママでした。

今も趣味でパンづくりを続けている

しかし、BJJ日本大会出場時には身長169cm・体重51kg・体脂肪率18.5%という美ボディの持ち主となっていました。

みごとに仕上がったボディ

わずか1年足らずで日本3位の座を獲得したわけですが、その理由は、12階建ての自宅マンションの階段を最大10往復する有酸素運動とウエイトトレーニングに励んだことだそうです。

苦手だった有酸素運動も好きになったそうです

BBJには5月の静岡大会に初出場、7月の横浜大会にも出場し、各大会で40代の女性部門(ウーマンズクラス)で4位入賞を果たしました。

その後、さらにトレーニングを行なうことで、10月、関東大会・東海大会の2つの大会でグランプリを獲得し、11月の日本大会へ進みます。

関東大会でグランプリ
東海大会でもグランプリ

大会主催者からは「毎回、日本大会に出場する人は常連が多く、初出場から半年で日本大会に進む人は珍しい」と言われたそうです。

増田さんは心理学も専門学校で学び、その方法を活かして前向きな気持ちをつくり、さらにジムの会員や他のトレーナーの励ましにより、苦手なヒールでのウォーキング練習も行ないました。
「関東大会・東海大会の両方でグランプリを獲得したことでようやく自信がもてた」と言う増田さんですが、7月の大会時は、食べたい物を我慢してストレスばかりだったそうです。

しかし、11月のBBJ2019日本大会では、好きな物を好きなだけ食べることで、トレーニングを楽しめ、精神的に前向きになれたと言います。
今後は苦しんだり我慢したりしないでできる体づくりを伝えていきたいと語っています。

増田さんのニックネームは、名前を訓読みしたハコ。自身のInstagram(oo.85.oo)では、トレーニングの様子を「#hakobody」を付けて投稿しています。
ジムでのトレーニングに加えて、2日に1回12階建ての自宅マンションの階段を7往復、水を一日4L以上飲む、トレーニングの前にお米を50g食べるなど、“hakoメソッド”があります。
トレーニングの成果をeIGHT GYMの会員やInstagramのフォロワーなどに惜しげもなく披露しているのが彼女の魅力の一つです。

増田さんのインスタグラム

「日本大会は緊張しましたが、華やかな舞台に心躍りました」と振り返る増田さん。ジムの会員やスタッフから励まされ、小学生の娘や家族に支えられ、「自分史上最も充実して変化した一年」と素晴らしい年を締めくくりました。

日本大会で表彰される増田さん

来年の目標は「東京大会と横浜大会でグランプリを獲って、日本大会でグランプリになること」。
東京と横浜はエントリー人数が多い地方大会ですが、そこで1位になって日本大会に進むことが目標だそうです。

eIGHT GYM
静岡県駿東郡長泉町南一色8-1
TEL: 055-943-9330
電話受付:月~日曜日 10時~22時

eIGHT GYM公式インスタグラム

増田葉子さんインスタグラム