VITUP!読者の皆様、こんにちは。日曜日のひととき、いかがお過ごしでしょうか? 2019年も残すところ今日を含めてあと3日。1年はあっという間ですね。
さて、先週予告したように今回は「週刊VITUP! アワード 2019」の発表です。昨年に続く2度目の開催となりますが、最初に趣旨を説明しておきましょう。簡単に言うと、毎週日曜更新の私のコラム「週刊VITUP!」のアクセス数が多かったコラムを紹介し、自画自賛するという、私以外誰も得をしないコーナーです。
以前にも書いているように自画自賛はとても大事なことです。自分を褒めることはモチベーションにつながるからです。雨の日も雪の日も台風の日も肉離れの日も、毎週欠かさずフリーテーマでコラムを書くのは簡単なことではありません。自画自賛によるモチベーションアップが必要なので、お付き合いいただけると幸いです。
今回のノミネート対象となるのは、2019年に公開となったコラムで、第45回~第95回までの50回分となります。通算のアクセス数となるため、公開日時が早いもののほうが当然有利にはなっております。目的は自画自賛することなので、公平性云々という細かいことは気にせずにいきましょう。
まずは第5位。
第85回 「身体鍛えて何目指してるの?」への返答(10月13日更新)
こちらはメジャーリーガーのダルビッシュ有投手のTwitterのつぶやきからのコラムです。「身体鍛えて何目指してるの?」と言われるのは、筋トレしている人あるあると言っていいでしょう。医学の発展により寿命が長くなっている今の時代、年寄りになっても自分の足で歩くためには(肉離れ中で歩けませんが=前回コラム参照)、筋力は不可欠。鍛えていることを疑問に持つよりも、鍛えてないことに危機感を覚えるべきだと思います。
続いて第4位。
第67回 今年も6月13日がやってくる――三沢光晴さんから教わったこと(6月9日更新)
プロレスラーの三沢光晴さんが亡くなって10年。私に多大な影響を与えてくれた、そして尊敬すべき人物への追悼のコラムです。三沢さんのように多くの人から慕われ、尊敬される人物に少しでも近づけるよう、日々精進していきます。「真面目か!」と三沢さんに言われそうですね。
いよいよトップ3の発表です。第3回はこちら。
第89回 トレーニングを「続けられる人」と「続けられない&始められない人」のマインドの違い(11月10日更新)
記憶に新しい11月のコラムです。子供の心理を探ったアメリカの研究に基づく、人のマインドに関する考え方を取り上げた内容でした。こちらは親であったり、指導者であったり、子供の関わる立場の方から、「とても参考になった」という声をいただきました。VITUP!用の取材に限らず、日々さまざまな取材をしているため、コラムネタに使用させてもらう場合があります。今後も取材からのこぼれ話は取り入れていきます。
続いては第2位の発表です。
第52回 意外とやらない首のトレーニング(2月24日更新)
2位にランクインしたのは首のトレーニングの話。レスリングの選手時代はかなり首を鍛えていましたが、ジムではなかなか首を鍛えている人は見かけません。トレーニングをしている方も首トレは気になるということから、アクセス数が上がったことが予想されます。
そして、第1位の発表となります。予想外の結末となりました。第1位はこちら。
第53回 耳の日コラム~“餃子耳”の秘密。(3月3日更新)
まかさかの結末。1位は耳の日コラムでした。自分で書いておいて言うのもなんですが、正直、50回書いたなかでもくだらない内容の上位にくるコラムです。耳がわく理由を説明したり、そのメリット、デメリットを紹介したりした内容です。耳がわいている人にとっては当たり前のことでも、普通の人にとっては興味深い話だったということでしょう。このコラム公開後、耳のわいている友人からは、メリット、デメリットについてさまざまな声が寄せられました。コラムでは触れていないメリットが、実はもう一つありました。寒いとき、普通の人は寒さで耳が痛くなることもあると思います。しかし、耳がわいていると、寒さで痛くなることはありません。鍛え方が違うのです。これが最大のメリットでしょう。
というわけで「週刊VITUP!」の1年を振り返ってみました。来年は2020年、東京オリンピック・パラリンピックイヤーです。日ごろの取材経験を生かして、オリンピック・パラリンピックがより楽しくなるコラムを書いていこうかなと考えています。それでは皆さん、よいお年をお迎えください。
1975年8月27日、神奈川県出身。学生時代はレスリング選手として活躍し、全日本大学選手権準優勝などの実績を残す。青山学院大学卒業後、ベースボール・マガジン社に入社。2007年~2010年まで「週刊プロレス」の編集長を務める。2010年にライトハウスに入社。スポーツジャーナリストとして数多くのプロスポーツ選手、オリンピアンの取材を手がける。