スポーツパフォーマンスと睡眠の関係とは?




3月は13日が『世界睡眠の日』、18日が『睡眠の日』と睡眠の日が続きます。「正しい食事と運動に加え、よく眠ることが健康的な生活に重要である」と考えるフィリップスが、「世界睡眠の日」に合わせて2017年から全世界で睡眠に関する実態調査を実施しています。

今年は、全世界13カ国の成人13,004人に実施した調査の結果から、成人日本人は平均で6.4時間睡眠、約7,100万人が自分の睡眠に満足していないことがわかりました。睡眠時間に関しては平日(6.4時間)・週末(7.0時間)どちらも世界で最も短い結果でした。調査の詳細については、フィリップスの特設サイトを参照してください。

睡眠はスポーツ分野においても、パフォーマンスの向上やケガ・病気の予防にとって非常に重要だということは知られています。スタンフォード大学のバスケットボール選手についての報告では、十分な睡眠をとることでスプリントのタイムが16.2 ± 0.61秒から15.5 ± 0.54秒と向上したり、フリースローやスリーポイントシュートの成功率がそれぞれ約9%増加したという定量的な結果に加え、集中力がアップした、活気が向上した、疲労が減少した、といった結果が報告されています。また、疲労の減少に関連し、十分な睡眠をとることで障害率(ケガ等)が約70%、風邪をひく確率が約30%減少したとも報告されています。

そこで、フィリップスではスポーツ×ヘルスにもフォーカスし、健康な生活・予防をアスリートにも展開していくこととなりました。今年の第96回箱根駅伝で総合6位に躍進した明治大学体育会競走部に対し、2019年12月より『SmartSleep ディープスリープ ヘッドバンド』のテスト導入をしてもらい、今年3月より正式にアンバサダー契約を締結しています。

明治大学の山本佑樹監督は「今年の箱根駅伝では、なんとしてもシード権を獲得したかった。その中で睡眠に着目し改善に取り込もうと考えていた。そこにフィリップスのSmartSleep ディープスリープ ヘッドバンドの存在を知り、大会前にテスト導入を行なった。本製品は睡眠の質の向上に着目した製品で非常に興味深く、また、睡眠の状態が可視化・定量的に評価できるところが非常に気に入っている。3月より正式にアンバサダー契約を締結し製品提供をしてもらうので、今後、睡眠の質と選手のパフォーマンスの可視化や選手をケガから守る取り組みの強化を行ない、改めてフィリップスと共同で結果を発表したいと思っている」とコメントしました。

フィリップスはプロフェッショナルから学生までの幅広いアスリートに対し、ケガの予防と最大のパフォーマンスを発揮できるための睡眠の製品・サービスの開発につなげていきたい考え。SmartSleepについてもより幅広いビジネスパーソン・アスリートにより快適に使用してもらうために、4月下旬ごろを目途に現行のサイズよりも一回り大きいLサイズのラインナップも増やし、その後ディープスリープ ヘッドバンド以外のSmartSleepラインナップも国内に導入を予定しています。

SmartSleep ディープスリープ ヘッドバンドの詳細についてはフィリップスキャンペーンサイトを参照。