筋肉とテクノロジーの融合!「SUPER BODY CONTEST ニコ生でスパボ」の裏側をお届け




7/26(日)に開催された「SUPER BODY CONTEST ニコ生でスパボ」のFINAL審査。今大会は同大会初のオンラインコンテストして、Instagramへの投稿による審査の末にFINAL進出を果たした男女10名がステージングを実施。この模様はニコニコ生放送(ニコ生)で生配信されたわけだが、オンラインならではのデジタル技術を使った比較審査や演出、また視聴者も審査に参加するなど、新たな形のボディコンテストとして1万人以上が視聴した。今回は、初の試みとなった大会の裏側を少しだけお届けする。

今回の会場となったのは、ニコ生を運営する株式会社ドワンゴの会議室。密になることを避け、配信スタッフや選手、MCはそれぞれ距離を保ちながらコンテストは実施された。

コンテスト直前、ポージングを確認したり、パンプアップを行ったりする選手たち。急遽開催が決まったコンテストとはいえ、選手たちは現状のベストな体をステージで披露すべく、ギリギリまで調整を行った。

こちらはMCを務めた、SUPER BODY CONTEST(SBC)の木下智愛氏(右)と名取尚美氏。彼女たちはコンテスト会場とは別室にて、華麗に大会を進行させた。

審査委員長を務めた、SBCのCEOである村松良一氏。リモートで自宅から審査を行った他の審査員とはSNSでやり取りを行い、コンテストの比較審査ではスイッチの指示などを行っていた。

今大会の目玉となったのは、背景合成技術を使い、まるで会場でステージングを行っているような雰囲気を作り上げたこと。生放送中の視聴者からのコメントでも「会議室でやっているとは思えない」という声が多数挙がるなど、新しい形のコンテストのパイオニア的な位置付けになったのは間違いない。

また、視聴者を驚かせたのは、比較審査における「スイッチ」。比較がしやすいように選手の立ち位置を入れ替えるわけだが、審査委員長の指示に基づき、配信スタッフがリアルタイムでドラッグ&ドロップのような操作で選手の入れ替えを行っていた。

審査の流れとしては、選手たちがソロで1分間のフリーポーズ→4つの規定ポーズを実施したのち、比較審査へ。ソロで録画したばかりの映像を編集し5選手ぶん並べて比較審査を行なう形であったため、比較審査中は選手たちはその模様を控室のモニターで観戦。お互いを褒め合いながら観戦するその姿からは、選手たちの仲の良さがうかがえるとともに、「自分たちがバーチャルな世界でポージングするなんて不思議な感覚!」と、女子優勝者の松井麻美選手が話すように、新しいコンテストを楽しんでいる気持ちが伝わってきた。

新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からリアルなステージでのコンテストが中止となり、今回のようが形式での開催となったが、「“コロナ禍でしょうがなくこういう形のコンテストをやっている”ではなく、新しいコンテストの方式として、今後も継続して開催していきたい」と村松氏は話す。来年の大会の開催予定は、SBC以外のコンテストも含めて未定な部分も多いが、今回の大会の成功はボディコンテストが新時代へ突入したと思わせるには十分なものであった。今後、ますますの発展を期待していきたい。

文・写真/木村雄大

★SUPER BODY CONTEST公式Instagram→@superbodycontest
★SUPER BODY CONTEST公式HP→https://superbodycontest.jp/

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