第26回目はベアーキャットをご紹介します。
今回は過去の記事(第12回「ドッグ&キャット〜体幹部の柔軟性を高める〜」)の発展したエクササイズになります。
ドッグ&キャットに慣れた方は是非チャレンジしてみて下さい。
■ベアーキャット〜体幹部を強くしなやかに〜
【動作】
① 四つん這いになり、肩の真下に肘・手首、股関節の真下に膝を置く。体幹部は床と平行に保つ。
② 姿勢を保ったまま、膝を握りこぶし1つ分浮かせる。
③ 息を吐きながら骨盤を後傾させ、腰・背中・首の順番でゆっくり丸めていく。3秒キープ(脊柱の屈曲)。
④ 息を吸いながら元の位置に戻す。
⑤ 繰り返し行なう。
5回
【効果】
姿勢を保ちながら脊柱全体をしなやかに動かすことで、体幹部の本来の機能を取り戻します。膝を浮かせている間は常に体に負荷がかかり続けていますので、柔軟性だけでなく、肩甲骨周りや二の腕の筋肉、お腹の引き締めにも効果が期待できます。
【実施上の注意点】
・脊柱を丸める際、膝の高さが変わらないように骨盤や脊柱を動かします。
・反動をつけず、ゆっくりと丁寧に行ないます。
指導=黒木博幸
協力=一般社団法人 Educate Movement Institute
黒木博幸(くろぎ・ひろゆき)
1985年⽣まれ。宮崎県出⾝。福岡医健専⾨学校卒業。専⾨学校卒業後、整⾻院で体のコンディションを整える⼿技を学び、2008 年より本格的にフリーのトレーナーとして活動をスタート。様々なトレーニング⽅法や理論を学ぶなかで、ピラティス、ヨガのボディワークに興味を持ち、ニーズに合わせたプログラム指導を提供する。現在、一般の方からアスリート、アーティストに対しての体づくりをサポートしている。NSCA-CPT(NSCA 認定パーソナルトレーナー)、Core Performance Yoga CPY® /Athlete Pilates AP™アドバンストレーナー(⼀般社団法⼈Educate Movement Institute 認定)、1ッ星栄養コンシェルジュ®(⼀般社団法⼈ ⽇本栄養コンシェルジュ協会)、ViPR 認定インストラクター。