第38回目はフロッグをご紹介します。
前回のメニュー(第37回「クラムシェル〜お尻を使って股関節を開く〜」)を発展させたエクササイズです。
クラムシェルに慣れた方は是非チャレンジしてみて下さい。
■フロッグ〜お尻と太ももの内側を引き締める〜
【動作】
① 仰向けになり、足を床から持ち上げる。股関節、膝、足首をそれぞれ90°にする。
② 踵と踵を合わせたまま、ひし形になるように股関節を左右に開きます。つま先がV字になる。
③ 両足を斜め45°前方へ伸ばし、足を閉じる。つま先はV字のまま保つ。
④ 元の位置に戻し、ひし形をつくる。
⑤ 繰り返し行なう。
10回
【効果】
コアを安定させながら足を閉じることで、お腹やお尻、太ももの内側まで同時に使うことができます。お尻や太ももの引き締め効果が期待できます。
【実施上の注意点】
・ 足の重さで腰が床から離れないように、足を伸ばす角度はできる範囲で調整します。
・ 腰に違和感がある方も、足の角度(高さ)を調整しながら無理のない範囲で行ないます。
・ 顎が上がらないように、姿勢は真っ直ぐに保ちます。
指導=黒木博幸
協力=一般社団法人 Educate Movement Institute
黒木博幸(くろぎ・ひろゆき)
1985年⽣まれ。宮崎県出⾝。福岡医健専⾨学校卒業。専⾨学校卒業後、整⾻院で体のコンディションを整える⼿技を学び、2008 年より本格的にフリーのトレーナーとして活動をスタート。様々なトレーニング⽅法や理論を学ぶなかで、ピラティス、ヨガのボディワークに興味を持ち、ニーズに合わせたプログラム指導を提供する。現在、一般の方からアスリート、アーティストに対しての体づくりをサポートしている。NSCA-CPT(NSCA 認定パーソナルトレーナー)、Core Performance Yoga CPY® /Athlete Pilates AP™アドバンストレーナー(⼀般社団法⼈Educate Movement Institute 認定)、1ッ星栄養コンシェルジュ®(⼀般社団法⼈ ⽇本栄養コンシェルジュ協会)、ViPR 認定インストラクター。