一足先に年越しそば。プロテイン蕎麦を食べました。【佐久間編集長コラム「週刊VITUP!」第192回】




VITUP!読者の皆様、こんにちは。日曜日のひととき、いかがお過ごしでしょうか? 2021年も残り5日。今年最後の「週刊VITUP!」です。例年、年内最後の更新は「週刊VITUP!アワード」で自画自賛して気持ちよく終わるのですが、今年はやりません。なぜなら、年内にやらなければいけないことがあるからです。

 

11月28日更新の第189回コラムにて、プロテイン蕎麦の話を書いたところ、商品の販売元であるウエニ貿易様よりお礼の電話があり、商品をご提供いただくことになりました。「プロテイン蕎麦を年越しそばに」と考えていたところだったので、まさにグッドタイミングです。

 

まずは簡単に商品を説明しておきましょう。商品名は「プロテイン蕎麦(PTそば)」。お値段は10玉セットが4,104円、20玉セットが7,344円、30玉セットが8,532円となっています。PTそばの名の通り、たんぱく質は通常のそば(10g)の約1.8倍、1玉で18g摂取することができます。さらに一般的なそばと比べて炭水化物量を16%カットしているので、ダイエットしたい人にもオススメです。

 

 

それではさっそく試食しましょう。そばを取り出してみると、見事なモンブラン! ではありません。結構ズッシリした重量を感じるそばです。今回はせっかくなので、温かいそばと冷たいそばの2パターンで食べてみたいと思います。

 

そばの茹で時間の目安は1分10秒。あっという間です。まずは冷たいそばから。

プロテイン蕎麦は上野の人気蕎麦店 そば宮さんが監修。小麦たんぱくを多く配合すると、そば本来の風味や歯ごたえに大きく影響するということで、1年以上にわたって麺の改良を繰り返したと言います。そのお味はというと……。

 

完全なるそばです(当たり前)。プロテイン感みたいなものは一切なく、何も聞かずに食べたら普通のそばそのもの。麺は細めなのですが、食べごたえがしっかりとあるのが特徴的。ツルツルという食感ではなく、歯ごたえ、食べごたえがあり、「そばを食べているな」と実感できる味わいです。香り的にもプロテイン臭さのようなものはなく、とても食べやすいです。

 

続いて冬なので温かいそばです。

 

 

「おいおい、天ぷらを入れたらカロリーが高くなるぞ」と思ったそこのあなた、正解です。しかし、何も入れず、かけそばにすると写真的に映えません。というわけでかき揚げ、カマボコ、ネギを入れて彩りを豊かにしてみました。

 

肝心なお味は、冷たいそばよりも、こちらのほうがのどごしがよく、さらに食べやすい印象を受けました。麺とつゆがうまく絡み合って、つけ汁で食べるときよりもツルツルと入っていきます。好みは個人差があると思いますが、私の場合は、プロテインそばは温かいそばで味わうほうがいい感じでした。

 

プロテイン的だぞ!みたいな食レポができずにすみません。言い方をかえると、それだけ普通に美味しいそばだということです。予約販売がスタートしているので(こちら)、年越しそばはもちろん、プロテイン食、ダイエット食としてもチェックしてみてください。

 

今年の「週刊VITUP!」はここまで。それでは皆さん、少し早いですが、よいお年をお迎えください。

 

佐久間一彦(さくま・かずひこ)
1975年8月27日、神奈川県出身。学生時代はレスリング選手として活躍し、高校日本代表選出、全日本大学選手権準優勝などの実績を残す。青山学院大学卒業後、ベースボール・マガジン社に入社。2007年~2010年まで「週刊プロレス」の編集長を務める。2010年にライトハウスに入社。スポーツジャーナリストとして数多くのプロスポーツ選手、オリンピアン、パラリンピアンの取材を手がける。