長腓骨筋(ちょうひこつきん)




 

腓骨頭、および腓骨外側面の近位2/3から起こり、第一中足骨に停止する。

足関節の底屈、外反のほか、第一中足骨を上方に引っ張ることで足裏のアーチの維持にも働く。

起伏のある場所でのバランスの安定にも大きく貢献するため、ケガ防止の観点からも重要な筋肉だ。

作用には関係ないが、足関節の背屈時には腓骨の回旋の動きを伴う。

腓骨に付着しているこの筋肉が硬いと背屈を制限する可能性があるため、背屈制限がある人は前脛骨筋とともに見逃せない筋肉である。

<起始>

・腓骨頭

・腓骨外側面の近位2/3

・筋間中隔

<停止>

・内側楔状骨

・第1中足骨底

<支配神経>

・浅腓骨神経(L4~S1)

<主な働き>

・足関節の底屈、外反

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