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内側広筋(ないそくこうきん)




 

大腿四頭筋(大腿直筋、外側広筋、中間広筋、内側広筋)の一つで、太ももの内側部を形成する。

膝関節の伸展を担い、立ち上がる動作など日常生活のあらゆる場面で貢献する。

内側広筋の筋力が低下すると、変形性質関節症や膝関節伸展不全(エクステンションラグ)を引き起こすこともある。

膝が O 脚の人は、外側の筋肉が硬くなり膝蓋骨などが外側に引っ張られることで膝への負担が増強する。

内側広筋は、膝が外側に引っ張られるのを内側に引っ張る作用があり、膝の安定性や保護に関与するもっとも重要な筋肉だ。

とくに前十字靭帯損傷などでは内側広筋の筋力が落ちやすく、リハビリテーション分野では非常に重要視される。

<起始>

・大腿骨粗線の内側唇

<停止>

・膝蓋骨上縁、内側縁

・脛骨粗面

<支配神経>

・大腿神経(L2~L4)

<主な働き>

・膝関節の伸展

<主なトレーニング法>

・レッグエクステンション

・パテラセッティング

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