内閉鎖筋、梨状筋、上双子筋、下双子筋、大腿方形筋とともに深層外旋六筋と呼ばれ、文字通り股関節の外旋に作用する。
外旋六筋の中では最も深部を走り、その他の筋肉とは違い大腿の内側に位置する。
歩行時の方向転換など、体の向きを変える際の軸足の動きに作用する。
人工股関節全置換術後の股関節の安定性における外閉鎖筋の役割を調査した研究では、梨状筋と外閉鎖筋の筋力を維持することで脱臼のリスクが低下すると述べている。
<起始>
・閉鎖孔の内側骨縁の外側
・閉鎖膜
<停止>
・大腿骨大転子の転子窩
<支配神経>
・閉鎖神経(L3~L4)
<主な働き>
・股関節の外旋、内転
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