僧帽筋とともに作用し、主に肩甲骨を引き上げる動きに関与する。
よって、肩こりの原因になることが多く、ストレッチの分野で取り上げられることも多い。
単体で鍛えることは難しいが、肩甲骨を上方へ引き上げるショルダーシュラッグ系の種目で、僧帽筋と一緒に刺激を加えることはできる。
日常生活での誤った姿勢により硬くなりやすく、慢性的に痛みを感じる人体の筋肉の1つ。
一般的な原因としては、重いバッグを持つ、デスクワーク、頭を適切に支持せずに体の片側で寝るなどが挙げられる。
<起始>
・第1~4頸椎横突起
<停止>
・肩甲骨の上角、内側縁
<支配神経>
・肩甲背神経(C2~C5)
<主な働き>
・肩関節の挙上、下方回旋
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