ローテーターカフ(回旋筋腱板)を構成する筋肉の一つ。
ローテーターカフとは肩甲骨から上腕骨に付着する棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋の総称で、腕を捻る働きだけではなく、肩関節を引き寄せて安定させる役割もある。
大円筋と名前は似ているが、作用や支配神経はまったく異なる。
小円筋は腕を外旋させる動き、内転させる動きに大きく関わるため、スポーツにおけるパフォーマンスの向上には欠かせない筋肉となる。
とくに、腕を頭の上で使用するオーバーヘッドスポーツには競技力向上、外傷予防という観点で重要になってくる。
<起始>
・肩甲骨後面の外側縁
<停止>
・上腕骨の大結節下部
<支配神経>
・腋窩神経(C5~C6)
<主な働き>
・肩関節の外旋、内転、肩甲上腕関節の安定
<主なトレーニング法>
・エクスターナルローテーション
<関連記事>
◆Super Body Contest 2021 FINAL~SBC女子~