上腕骨外側上顆から起こり第3中手骨底の背側面で停止する。
手関節の橈屈、背屈など長撓側手根伸筋とほぼ同じ働きを持つ。
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)の原因筋で、過度の使用により肘関節の外側に痛みを引き起こす。
テニスのバックハンドが原因となることが多いが、日常生活の家事が原因で発症するケースも少なくない。
肘を伸ばしたままの状態で、中指に抵抗を加え、指全体を伸展してもらう疼痛誘発テスト( Middle finger extension test)が存在する。
<起始>
・上腕骨外側上顆
<停止>
・第3中手骨底背面
<支配神経>
・橈骨神経の深枝(C7)
<主な働き>
・手関節の撓屈、背屈
・肘関節の屈曲
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