武尊、前日会見全文「自分が生きてきた人生を信じて全力でやるだけ」




——熱望していた地上波がなくなって失望も大きかったと思いますが、それを聞いた時の心境や、どうやってそこから気持ちを立て直していったのでしょうか。

「それを聞いたときはすごく悔しかったし新生K-1を旗揚げした頃からずっとPR活動だったり考えてやってきたところがあったので、その集大成と言える試合の時にそれが消えたのは悔しかったし、今もその気持ちは残っています。ただ今日発表されたように、後日ゴールデンタイムで放送(7月24日、TOKYO MXにおいて19時から2時間枠で、THE MATCH 2022のドキュメンタリー番組を放送)が決まって、そこで見てくれた人たちにパワーを与えることができたらいいなと思います」

——人生でここまでキツいことがなかったという話がありましたが、具体的に何が一番キツかったですか。

「一番はメンタルですかね。どの試合もプレッシャーだったり背負って試合をするんですが、今回はいろいろな意味で特別な試合だし実現するまでもすごくメンタルを消費しました。決まってからもお互い様ですが天心選手もいろいろなものを背負ってリングに上がるので、そういう意味でキツいと言ったら違うかもしれないですけど、僕はいい時間だったと思いますね」

——辛いトレーニング期間だったと思いますが、自分を突き動かしてくれたものは何でしたか。

「いろいろな人の支えだったり、一緒にやってきた仲間だったり、ファンだったり。いろんな人のパワーもありますが、一番は明日、闘う那須川天心選手の存在が一番自分を突き動かしてくれたと思っています。明日はその感謝も込めて、思い切り闘いたいと思います」

◆この試合に判定はいらない