【会見全文】武尊の“前向きな休養”宣言と、その理由




「1回海外に行って、療養しようかなと思っています」

──ひとまず休養をされて、復帰をされる場合、どのリング、どのジャンルみたいな頭の中で考えているイメージはありますか?

「この1週間だけじゃなく、昔から考えていることもあったんですけど、僕もいろいろ新しい目標というか、目標がないと試合をする意味もないと思っているし、何か活動するにあたって、何も目標がない状態なら僕はやめたいほうがいいと思っていて。

なので悩んだんですけど、1週間経って、僕の心の中で1つ目標ができて、それはまだ何も形にもなってないし、まだ何も進んでない話なので、ここではまだ言いたくはないんですけど、目標は1つ考えていることがあるので、それに向けても心と体をしっかり治したいなと思っていて。体を治すのにも目標は必要だなと思っていたんで、それを目標にしてここからしっかり治していきたいなと思っています」

──休養期間として考えている期間はありますか? 例えば故郷に帰るとか、もしくは海外のほうで療養するとか?

「期間は決めてないし、トレーニングは変わらずできるところはやろうと思っていて。なんで、本当にずっと表舞台から姿を消すわけではないと思うし、やれることは練習も仕事もやっていきたいと思っているんですけど、一旦海外のほうに行って、いい意味で自分と向き合える時間をつくりたいんで、なるべく言い方はあれかもしれないですけど、人と関わらない生活というか、自分と向き合える時間をつくるために1回海外に行って、療養しようかなと思っています」

──試合内容を振り返って、天心選手のジャブだったり、ダウンを獲られたフックだったり、例えば自分の攻撃だとか、契約体重もいつもと違っていたりとか、いろいろな状態があったと思うんですけど、どういう感想をお持ちでしょうか?

「本当に終わったことなんであれなんですけど、僕は本当にあの時の僕の心と体でできる100%を出していたんで悔いはないし、内容もあんまり振り返ることはやめようかなと思っていて、あれが100%かなと思っています」

◆天心選手には感謝しかない