なかやまきんに君がマスターズ3位で全日本への切符を獲得。サイヤマングレート、坂本陽斗らもさらなる高みへ弾み【第36回東京クラス別ボディビル選手権】




7/18(月・祝)、東京・北とぴあにて「第36回東京クラス別ボディビル選手権大会」が開催され、同大会内で開催された「第39回マスターズ(40才以上)東京ボディビル選手権大会選手権」に出場した「なかやまきんに君」が3位入賞を果たした。

自身のYouTubeチャンネル「ザ・きんにくTV」内にて「日本代表として世界大会に出る」ことを目標として掲げ、これまで出場してきた年齢無制限の部から、マスターズ(40歳以上)への移行を公表していたきんに君。5月にアメリカで大会に出場し、帰国後は体のダメージがかなり残っている状態で減量を進めてきたこともあり、「今できる100%を出したい」とここまで調整を進めてきた。

この日のフリーポーズ審査では、昨年5月に「第29回東京ノービスボディビル選手権大会」で優勝したときと同様に、「Hardwell & KSHMR」の「Power」をBGMにチョイスして力強いポージングを披露。出場11人中で3位となり惜しくも優勝には届かなかったが、この結果、8/28(日)に北海道で開催予定の全国大会「第34回全日本マスターズボディビル選手権大会」への出場権を獲得。Instagramでは「さぁー全国大会行っちゃうのかい!?どっちなんだい!?」と自身のネタを用いてはぐらかしているが、全国の舞台で自慢の筋肉を見せつけてくれるを期待したい。

体重別の東京No.1決定戦となる「第36回東京クラス別ボディビル選手権大会」では、筋肉系YouTuberとして人気を集めるサイヤマングレート(田中光昭)が65kg以下級に出場し、準優勝となった。昨年の「第25回日本クラス別選手権大会」の65kg以下級では7位と入賞を果たすことができなかったが、今回、日本一の激戦区である東京で2位となったことで、大きな弾みとなったのは間違いない。さらにグレードアップしたボディを全国の舞台でも披露してくれるはずだ。

昨年の日本クラス別選手権65kg以下級に出場したサイヤマングレート

また75kg超級では、「スーパー高校生」として昨年に注目を集め、今年からボディビルの名門である日本体育大学に進学した坂本陽斗が見事に優勝。大学3年時に東京No.1、4年時に日本一へと駆け上っていったリアルモンスター・相澤隼人の後を追う活躍を見せる結果となった。

坂本陽斗は昨年、高校No.1、ジュニア選手権2位

無差別級で東京No.1を決定する「第57回東京男子ボディビル選手権大会」にはサイヤマン、坂本ともにすでにエントリー済み。8/13(土)に同じく北とぴあで開催予定となっている。

文/木村雄大