アニメ・マンガ好きの人々で賑わう一大イベント「コミックマーケット100」（8月13日～14日）が東京ビックサイトにて開催された。同イベントはサークルによる販売会だけでくのコスプレイヤーが参加することでも知られている。そこでVITUP! 編集部がコミケに出陣し、筋肉自慢・スタイル自慢のコスプレイヤーに取材を敢行した。インタビュー4人目は、格闘技仕込みの筋肉でマッチョキャラを体現する、ニイサンさんに話を聞いた。
筋トレで健康維持。奥様の言葉からコスプレにもチャレンジ
――ものすごい筋肉で、いい意味で威圧感がありますね。今日は何のキャラクターのコスプレですか？
「『鬼滅の刃』の鋼鐵塚さんのコスプレです。好きなキャラだったので、鍛えた体を活かして挑戦できればと思いました」
――ここまで鍛えるには、かなりのトレーニングを積んだのではないでしょうか。
「普段はジムで週2～3回トレーニングをしています。トレーニングの動機は、半分はコスプレのためですね(笑)」
――と言いますと、もう半分の動機は？
「もともとキックボクシングをやっていましたが、ケガで断念してしまったんです。それで筋トレを始めた形ですね。競技は断念しましたが、体を鍛えるほうに力を入れていこうと思いました」
――格闘技仕込みの筋肉だったのですね。ちなみに、コスプレを始めたきっかけは？
「妻に勧めてもらったのがきっかけです。今日も一緒に会場に来ています。『せっかく鍛えているなら、人に見てもらったら？』と背中を押されました(笑)」
――アニメやマンガは以前から好きだったのでしょうか。
「はい。以前からコミケに来ていましたし、同人誌を描いていたこともありました。最近はあまり描いていないので、コスプレでコミケに参加できればと思いました。せっかくコスプレするなら鍛えた体を活かしたいなと思って、筋肉キャラのコスプレをするようになりました」
――トレーニングをする上でのこだわりはありますか。
「こだわりといいますか、目的は健康だということは忘れないようにしています。ケガをした経験もあるので、やりすぎないことですね。あくまで無理せず、体を大事にしながら長く続けられればと思っています」
――次に挑戦したいキャラがいましたら教えてください。
「次のキャラはまだ決めていませんが、筋肉を活かしたコスプレができればと思っています。そのためにも、筋トレを継続してがんばっていきたいです」
ニイサンさん（Twitter：@Nythan23）
写真／VALKEN_ZEROさん（Twitter：@VALKEN_ZERO）
取材・文／森本雄大
