見せ方を追求するモデル講師・町田知美が4冠&ベストパフォーマンス賞を獲得【Super Body Contest FUKUOKA 08】




鍛えられた肉体美、美しく磨かれた健康美をエンターテインメントとして、より格好よく、より美しく楽しめるイベントとして注目を集めるSuper Body Contest(SBC)。女子カテゴリーでは、水着での審査となる部門のみならず、モノキニやタイトドレスを着用しての部門など、さまざまな競技が用意されているのも特徴の一つだ。

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「とにかく楽しかったです。不安なところもありましたが、他の選手の皆さんも本当に協力的だったのが印象的。私は3カテゴリーに出場したので、着替えなども慌ただしかったのですが、選手の皆さんが手伝ってくださりました。本当に、皆さんのおかげでいただけた賞だと感じています」

そう話すのは、SBC部門、TREND部門、DRESS部門SBC TIGHTの3カテゴリ―に出場しすべてでクラス優勝を達成、TREND部門ではChampion of the show(総合優勝)にも輝いた町田知美だ。「SBCは強く格好よく、TRENDは優雅で上品に、TIGHTはセクシーな女王様のような感じで、自分なりに演出してみました」と、競技毎にイメージをつくりながら参戦し、大きな成果に結びつけた。

彼女の信念の根本には、本業として女性専用のフィットネスインストラクターとモデルスクール講師を務めていることがある。ステージ上で「どのように見せるか」には強いこだわりを持っており、この日は各競技の金メダルに加え、ベストパフォーマンス賞も受賞。華やかなパフォーマンスは審査員の心にも観客の心にも強く残ったであろう。

「見せ方のプロとしてもっと勉強していかないといけないと思い、今回は新たなチャレンジとしてSBCに出場しました。小さい頃からクラシックバレエをやっていて、今はモデルスクールの講師をさせていただいているので、見せ方のバリエーションを持っておきたかったんです。そういう意味では、ベストパフォーマンス賞は一番嬉しい賞ですね」

今後は、他団体のコンテストや12月に開催される決勝大会SBC FINALでの躍進を目指しつつ、「ステージングとはどういうものかを伝えていけるようになる」ことも目標の一つ。尽きることのない「見せ方」への探求心を胸に、次なるステージでさらなる輝きを見せてくれるはずだ。

文・写真/木村雄大