佐久間編集長のパーソナルトレーナー百人斬られ(仮)Vol.23 八須拳太郎(SAWAKI GYM 高田馬場店) 後編




VITUP!編集長・佐久間が全国のパーソナルトレーナーさんを巡っていく「パーソナルトレーナー百人斬られ(仮)」。今回は八須拳太郎トレーナーの実戦編です。トレーニングDVDも絶好調の“胸毛ニキ”のトレーニングを体験します。

パワーリフターでもある八須さんは、BIG3をとても大事にしています。「体でとくに大事なのは脚。下半身がしっかりしていると日常生活でも健康に過ごせると思います」(八須さん)ということで、下半身を中心にトレーニングをしていきます。

まずはウォーミングアップからスタート。ストレッチポールを使ってお尻や太ももから背中、胸郭とほぐしていきます。

ストレッチ系に続いてはバンドを使って軽く筋肉に刺激を入れていきます。お尻をターゲットに3種類ほど。

ウォーミングアップが終わったところでスクワットからスタート。バーの担ぎ方のコツや足幅のセットの仕方を八須さん自ら見本を見せながらアドバイスしてくれます。吸いながらしゃがむパターンと、上で吸って息を止めてしゃがんで上げるパターンの2種類の呼吸法も教わりました。

腰幅くらいのスタンスでバーベルを担ぎ、後ろに下がりながら足を少し開いてセットし、腰を落としていきます。お尻を後ろに出しすぎると腰が反りすぎてしまう恐れがあるため注意。あえてベルトはせずに腹圧を意識して行ないます。

スクワットに続いてはバランスディスクを使ってのブルガリアンスクワットです。上体が立っているとヒザの動きしか出なくなってしまうため、少しおじぎをして股関節の動きをつくってしゃがむのがポイント。左右続けて行なって1セットです。

上げるときは立ち切らずに行なうことで負荷を逃がないようにします。背中が曲がらないように注意。

3種目はベンチプレスです。フォームをチェックして、バーベルを動かす軌道についてのポイントを指導してくれました。「最初は肩の上にあるようにして、胸の位置に下ろして、また肩の上に上げる。バーベルの軌道は斜めに上下動している感じです」(八須さん)

教わったセットの仕方やバーベルの軌道を意識してベンチプレスを行ないます。2セット終えると八須さんから「いいベンチしますね」と褒められてちょっと嬉しい。

仕上げはサーキットを2セットです。バイパーを使ってのスラスター10回→腹筋(クランチ10回・プランク30秒)→縄跳び30秒。縄跳び以外は1セット目と2セット目の内容に変化を加えます。

息を上げるとトレーニングをした!という感じがするのが個人的には好きです。そして最後はストレッチ&マッサージで終了。今回はオーソドックスなトレーニングでしたが、八須さんは動きの質を高めるファンクショナルトレーニングやタイ古式を用いての体のケアも得意としています。お客様のニーズに応えてくれるとのこと。

というわけで、今回はここまで。八須さん、ありがとうございました。

 

【トレーナーPROFILE】
八須拳太郎(はちす・けんたろう)
1990年11月6日、埼玉県出身。小さい頃からサッカーを始め、様々なスポーツを経験し、20歳のときにプロレスに入団した。ヒューマンアカデミーでトレーナーとしての基礎を学び、卒業後はライザップを経て、2017年11月にSAWAKI GYMに入団。全日本パワーリフティング選手権準優勝の実績を持つ。2021年にプロレスラーとしてデビューし、2022年は「BreakingDown」で活躍。“胸毛ニキ”として人気を集めている。トレーニングDVD『“胸毛ニキ”八須拳太郎が教える最強自重トレーニング』が発売中。
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【店舗情報】
SAWAKI GYM
高田馬場店=東京都新宿区高田馬場1-25-34 小川ビル102
〈他店舗〉早稲田本店、沖縄北谷店
〔料金〕
【会員制パーソナルトレーニング】
■入会金:10,000円
■月会費:10,000円
■パーソナルトレーニングチケット料金(会員限定)
1回分(60分)/6,000円
5回分(60分)/30,000円
10回分(60分)/60,000円
★月に3回以上利用の場合は、都度利用よりお得。
【都度利用パーソナルトレーニング】
・入会金、月会費は不要
■パーソナルトレーニング料金
1回分(60分)/10,000円
5回分(60分)/49,000円 2%割引
10回分(60分)/95,000円 5%割引
〔営業時間〕
平日 10:00~22:00
土日祝 9:00~18:00

 

佐久間一彦(さくま・かずひこ)
1975年8月27日、神奈川県出身。学生時代はレスリング選手として活躍し、高校日本代表選出、全日本大学選手権準優勝などの実績を残す。青山学院大学卒業後、ベースボール・マガジン社に入社。2007年~2010年まで「週刊プロレス」の編集長を務める。2010年にライトハウスに入社。スポーツジャーナリストとして数多くのプロスポーツ選手、オリンピアン、パラリンピアンの取材を手がける。