「コスプレのおかげで健康になりました」。聖地に移り住んだジョジョ好きコスプレイヤー




池袋サンシャインシティで開催されたコスプレイベント「Ultra acosta!」(4月1日~2日)。acosta!の規模をさらに拡大した今回のイベントには、多くのコスプレイヤーが参加し大盛況となった。そこでVITUP! 編集部が、筋肉自慢・スタイル自慢のコスプレイヤーたちに取材を敢行し、その秘密や人物像を探っていく。インタビュー3人目は、コスプレを始めてから体に気をつかうようになったという侑斗さんに話を聞いた。

コスプレを始めて健康になった

――とてもクオリティの高いコスプレですね。『ジョジョの奇妙な冒険』のポルナレフですよね。

「そうです。『ジョジョの奇妙な冒険』はとても好きな作品で、第4部の舞台のモデルとなった仙台に移り住みました。その中でもポルナレフは一番好きなキャラクターです」

――移り住むほど好きな作品なのですね。ということは、コスプレを始めたきっかけもジョジョですか。

「はい。仙台で2ヵ月に1回くらいのペースで行なわれている仙台コミケで、初めてポルナレフのコスプレをしました。ただその時、筋肉はついていないしおなかはちょっと出ていたしで、出来上がった写真を見てめちゃくちゃがっかりしたんです。これは理想と違うし、ポルナレフというキャラクターに対しても失礼だなと思ったので、体型に気をつかうようになりました」

――まさにコスプレのおかげですね。

「推しのおかげでコスプレを始めてからは体型や肌の調子を気づかうようになって、健康になりました。そこまでストイックにトレーニングをしているわけではないですが、腕立てや腹筋、スクワットなどの自重トレーニングを週に2回ほど、6年ずっと続けて体型を維持しています」

――6年間も続けているのですか!? ものすごい根性ですね。

「いえいえ(笑)。コスプレのために本気で体づくりをしている方に比べたらまだまだですよ」

――最後に今後の目標を教えてください。

「海外のコスプレイベントに出てみたいです。今はまだ気軽に海外に行ける状況ではありませんが、もし自由に海外旅行ができるようになったら行ってみたいと思っています。そのためにも英語を勉強しないといけないですね(笑)。英語は苦手ですが、海外のイベントに出るためにもがんばります」

取材・文・写真/シュー・ハヤシ
協力:acosta!
侑斗(@yuto1121