2023年4月29日、BEST BODY JAPAN（BBJ）の千葉大会が千葉市文化センター・アートホールで開催された。
今大会で審査が実施されたのは、バランスがよく引き締まった健康美を競うベストボディ部門と、スリムなスタイルを競うモデルジャパン部門のふたつ。その中でベストボディ部門レディースクラス（30歳～39歳）の頂点になったのが、コロナ禍をきっかけにトレーニングを始めたという中嶋仁美だ。
「以前は太り気味だったので、体を変えたくてトレーニングを始めました。せっかく鍛えるなら目標に挑戦したいと思っていたら、ベストボディの存在を知ったんです。見に行くと選手のみなさんが本当にキラキラしていて、私も目指したいと思いました」
鍛え始めてから見えた健康的ボディの片鱗。そこからは「体の変化が楽しくて、どんどんはまっていきました」とトレーニングに魅了されていった。
“好きこそものの上手なれ”ということか、日々の努力で美ボディをつくりあげると、今大会でも見事に優勝を手にしてみせた。大会を振り返りつつ、彼女はコンテストの魅力をこのように語っている。
「大会を通じていろいろな人に出会えたり、自分の成長につながることが魅力だと思います。共通の趣味を持った方々と仲良くなれますし、自分自身のいいところ・足りないところを見つめる機会にもなります。一緒に大会に出た方々とお互いを称え合うこともありますし、本当に素晴らしい場所だと思います」
千葉で優勝を手にした彼女の、次なる目標は日本大会ベスト10。今後は各地の地方大会に向けてトレーニングに励み、日本大会で輝ける体をつくっていきたいという。大会を通じて成長を続ける、彼女の今後の活躍に期待したい。
取材・文・写真/森本雄大
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