テーマはストレスフリーな減量。持田強介が健康的ボディで千葉を2連覇【BBJ】




千葉市文化センター・アートホールで開催された、BEST BODY JAPAN(BBJ)の千葉大会(4月29日)。バランスがよく引き締まった健康美を競うベストボディ部門と、スリムなスタイルを競うモデルジャパン部門のふたつで熱戦が展開され、持田強介がベストボディ部門ミドルクラス(30歳~39歳)の頂点に立った。

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持田は昨年も千葉大会を制しており、今大会で2連覇を達成。「とてもうれしいです。評価いただけて大変光栄に思います」とよろこびをあらわにした。そんな彼が今大会に臨む上で糧になったのが、昨年の日本大会での敗北だった。

「日本大会では体のつくり込みが足りず、ミドルクラス4位になってしまいました。そこからは食事の改善に着手しましたね。いかに少ないストレスで減量に取り組めるかを大切にしています」

持田が目指したのは、しっかり食べて痩せる「ストレスフリーな減量」。良質な食材を摂り、PFCバランスを意識した食事を心がけた。無理に食事量を落とすなどもせず、徐々に量を調整することで健康的な絞りを実現したのだ。

磨き上げたボディで今大会に登場すると、抜群の肉体美とパフォーマンスで会場を魅了。文句なしの400点満点を獲得し、見事ミドルクラスの頂点に立った。

「本番を通じて、いろいろな方と通じ合えるのがコンテストの魅力だと思います。体づくりのモチベーションも高まりますし刺激的ですね。大人になってからもこういった舞台に立てるのはうれしい限りです。今後も挑戦し続けます」

千葉で2連覇を達成し、次に目指すは日本一の称号。彼の挑戦はこれからも続いていく。

取材・文・写真/森本雄大