強みのウエストからヒップラインを魅せた名倉敬子がTREND部門制覇【SBC】




4/29(土)に埼玉会館 大ホールにて行なわれたSuper Body Contest(SBC)の埼玉大会(SAITAMA 02)のTREND部門にて、名倉敬子が初のChampion of the show(総合優勝)に輝いた。

功を奏したカテゴリー変更

SBCの女子カテゴリーでは、王道のSBC部門、スリムなボディが評価されるTREND部門、モノキニを着用したS字のボディラインが魅力のCOLLECTION MONOKINI部門、タイトドレスを着用し砂時計ボディラインとファッション性も求められるTIGHT部門が存在。さらに今夏からは、ロングドレス着用のMARMAID部門もスタートすることになっており、どんな女性でも、自分にボディの特徴に合ったカテゴリーを見つけられるようになっている。名倉はSBC参戦3年目だが、今回、久々にTREND部門に出場。真意をこう話す。

「自分の体は中途半端だと思っていたこともあり、これまではSBC部門やMONOKINI部門を中心に出場しながら自分に合うカテゴリーを探ってきました。正直、TREND部門はちょっと合わない……と思っていたんです。ただ、肩周りの筋肉はなかなかつきにくい一方で、ウエストからヒップのラインは強調できると思い、今回はTREND部門にエントリーしました」

今大会のTREND部門のエントリー数は少なかったものの、スリムなボディラインは出場者の中でも際立っていた。まだまだ改善の余地は残しながらも、他の大会の上位ランカーと比較しても十分に戦えるボディであるように見えた。

「今回はTREND部門でこうして総合優勝をいただけてすごく嬉しいですが、まだまだ課題はあります。特にポージングで軸がずれてしまいがちなのは、次までに改善していきたいと思います」
今後は、夏に開催される東京大会にエントリー予定。それを経て、12月の決勝大会『SBC FINAL』の準備を進めていくことになる。

「カテゴリー変更に対する相談に乗ってくれたトレーナーの方のお陰で、今回は賞をいただけたと思います。今後どうするかはまだ悩んでいるところですが、ポージングなどもっと良くできることはたくさんあります。フリーポーズに関しては『これでやっていこう』というものがある程度自分の中にはあるので、FINALまでには完璧に仕上げたいと思います」

取材・文・写真/木村雄大