佐久間編集長のパーソナルトレーナー百人斬られ(仮)Vol.34 吉野達彦(Forzaフィットネススタジオ)後編




VITUP!編集長・佐久間が全国のパーソナルトレーナーさんを巡っていく「パーソナルトレーナー百人斬られ(仮)」。今回は吉野達彦トレーナーの後編は、実際のトレーニングです。「教えない」という吉野トレーナーのトレーニングを体験しました。

吉野達彦トレーナーのモットーは「一緒にいて気持ちのいいトレーナー」であること。そのために挨拶、笑顔、返事を大事にしています。また、お客様に気持ちよくトレーニングしてもらうために、必要以上に長く教えないようにしていると言います。

 

まずはパートナーストレッチからスタート。ここでは体をほぐしながら、お客様の柔軟性と運動神経のチェック、体のクセも見ていきます。

「ストレッチでは表情も見ています。痛いところもあるはずですが佐久間さんは表情に出さないので我慢強いタイプかなと。こういう人には『がんばれ』とは言いません。がんばりすぎないようにコントロールすることを心がけます」(吉野さん)

 

ストレッチではお客様の体をほぐし、状態をチェックすると同時に、性格の部分までチェックしているとのこと。体にスイッチを入れるためのプランクをはさんで、さっそくトレーニングを開始。

 

今回は全身をまんべんなく鍛えていくということで、まずはマシンローイングから。ヒジを伸ばしたまま肩甲骨を寄せて、そこから腕を引きます。初動をゆっくり薬指、小指で引くイメージです。

続いてはダンベルプレスです。ダンベルを上げた状態で肩甲骨を寄せてブリッジ。肩甲骨を寄せた姿勢をキープしたままお尻を下ろします。この姿勢からヒジを曲げてダンベルを下ろしていきます

「骨盤を後傾させてみぞおちは高い位置をキープです」「下で1秒止めてストレッチしてください」「その感じで続けましょう」と、必要最小限のポイントをアドバイスしてくれるため、テンポよくトレーニングができます。

 

ここからは下半身。まずはバックランジから。スクワットは教えることが多いため、最初はバックランジから入るのだと言います。「フロントランジでもいいのですが、もも裏が硬い人はヒザが前に出すぎてお尻に効かなくなってしまうので、まずはバックランジからやってもらうようにしています」(吉野さん)

しゃがむとき、立ち上がるときに前足の親指が浮かないようにとアドバイス。「指が動かないというゴールを設定すると、1レップ、1レップ、OKかNGか伝えられて、褒める回数が増えていいんです」(吉野さん)

 

続いてはアダクションマシンを使って中殿筋のトレーニング。脚を開けるだけ開いて、体を前傾しながら開いた脚を閉じていきます。

上半身、下半身を2種目ずつに続いては腹筋です。両手両脚を床から浮かせたバンザイ姿勢からヒザを曲げて引きつけ、手はお尻の横、そしておへそをのぞき込むように上体を起こします。

「佐久間さんの動きや性格がわかったので、一番ちょうど良くなる腹筋を用意しました。動作をしっかりやりたがる人ほど効くので、佐久間さんには有効かなと思いました」(吉野さん)

 

その通りです。適当にごまかしながらやらないタイプなので、一つひとつの動作をしっかり行なうと強烈に腹筋に刺激が入ってきました。

 

最後はミット打ち。ジャブからストレート、ワンツー、さらにダッキング、ヒザ蹴り、ローキックまで、吉野さんの指示に合わせて体を動かします。

最後に息を上げて、汗をかくことで、気分すっきり。約40分と決して長い時間ではないですが、程よい疲労感と充実感を得て、気持ちよくトレーニングを終えることができました。

 

というわけで今回はここまで。吉野さん、ありがとうございました。

 

【トレーナーPROFILE】
吉野達彦(よしの・たつひこ)
1985年8月31日、秋田県出身。学生時代よりフィットネスクラブのインストラクターを務める。大学卒業後、広告代理店勤務を経て、トレーナーの道へ。同時にプロレスラーとしても活動を開始し、2017年から大日本プロレスに所属となり、2020年にはBJW認定ジュニアヘビー級王座を獲得した。現在はForzaフィットネススタジオの代表を務め、7店舗を経営する。

【店舗情報】
Forzaフィットネススタジオ
〔住所〕東北沢店=東京都渋谷区上原3-23-5 オーガストハウス3F
〔営業時間〕平日10:00~21:00/土祝10:00~18:00(日曜日休館)
〔料金〕入会金5,500円/月4回プラン13,200円/月6回プラン16,500円/月8回プラン19,800円
※この他、池袋店、神田店、下高井戸店、住吉店、行徳店、秋田店(すべて女性専用)あり。料金、営業時間は店舗によって異なるためHPをチェック。

佐久間一彦(さくま・かずひこ)
1975年8月27日、神奈川県出身。学生時代はレスリング選手として活躍し、高校日本代表選出、全日本大学選手権準優勝などの実績を残す。青山学院大学卒業後、ベースボール・マガジン社に入社。2007年~2010年まで「週刊プロレス」の編集長を務める。2010年にライトハウスに入社。スポーツジャーナリストとして数多くのプロスポーツ選手、オリンピアン、パラリンピアンの取材を手がける。