日本で見つけたトレーニングの魅力。海外美女のボディコンテスト挑戦記




BEST BODY JAPAN前橋大会(9月30日開催)でベストボディ・ジャパン部門レディースクラス(30歳~39歳)のグランプリを手にしたのは、留学を経て日本に住むようになったという楊柳だ。彼女が日本に感じた魅力は「優しさ、丁寧、配慮」だというが、彼女自身がその三拍子を備えた方だと感じずにはいられなかった。

【フォト】美スタイルで前橋を席巻。楊のステージフォト

「大学生の頃に日本に来て、もう10年以上になります。環境も優しいですし、住みやすいなと思って在住を決めましたね。筋トレは日本に来てから始めました」

趣味で筋トレを選択するほど体を動かすことが好きだった。しかし長く続けるうちにどうしても、モチベーションが保てなくなってきたと振り返る。そこで頭に浮かんだのがボディコンテストだったのだ。

「ある時、何のためにこんなに毎日ジムにいるのかなと思って(笑)。そこでYouTubeでコンテストの動画を見たときにこれだと思ったんです。鍛えた体で何かを表現したいと思って、私もステージに立とうと思いました」

初出場をはたした今大会では、「脚がプルプルと震えていました」というほど緊張していたと振り返るが、客席からは気付かないほど堂々としたステージだった。結果グランプリを獲得した彼女は11月に行なわれる日本大会の切符をゲット。挑戦初年度での挑戦権となるが、大舞台にも自然体で挑む思いだ。

「日本大会は人数も多いと思うので、人と比べるというより自分の中で成長できたら十分だなと思います。自分らしくがんばってきます」

柔らかい笑顔でそう話す彼女。日本で知った筋トレの魅力を噛みしめつつ、これからもコンテストへの挑戦を続けていく。

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