元空手家がバキバキボディで挑むサマスタ10周年 積み上げた自信と筋肉で目指すは王座返り咲き




「夏が最も似合う男性・女性を決める」をコンセプトに、全国で予選が開催されているSUMMER STYLE AWARD(SSA/サマスタ)。昨年、1年間の集大成である『JAPAN PRO GRAND PRIX(通称プロ戦)』でSPORTS MODEL部門shortクラスで優勝をはたしたのが岡﨑峰幸だ。

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「激戦区と言われるshortクラスを2連覇できて、正直安堵の気持ちが強いです。一昨年は初出場でオーバーオール優勝を獲らせていただいたんですけど、このままマグレで終わるんじゃないかなというのは、1年間すごく感じていました」

以前は空手に取り組んでおり、西日本1位かつ全国ベスト16の実力者だった岡﨑。そんな彼が2022年にサマスタデビューを飾ると、初年度にして冬のプロ戦にエントリー。激戦区であるSPORTS MODEL部門のオーバーオール優勝を射止め、一気にスターへの階段を駆け上がった。とはいえ結果が出たからこそ、昨年は勝ち続ける難しさを感じた1年になったようだ。

「6月にあった関西筋肉祭では、同じshortクラスの藤村信介君に負けて2位でしたし、7月のJAPAN PRO CHAMPIONSHIPでは5位でした。今の自分で、冬のプロ戦でもう一回戦えるのかと少し悩みはありました」

その中で臨んだ『JAPAN PRO GRAND PRIX』だったが、大舞台に立った彼からは不安や迷いは見えなかった。堂々としたステージングで観客を沸かせると、並みいるメンバーを退けてshortクラスを制覇。オーバーオール審査では2年連続の戴冠とはならなかったが、昨年の勝利がまぐれではないことを証明した。積み上げた自信を胸に、サマスタが10周年を迎える今シーズンに挑む。

「記念すべき年ということで、冬のプロ戦は大きな会場(ベルサール渋谷ガーデン)で行なわれると聞きました。そういう場に立たせてもらえるチャンスも人生でなかなかないと思います。昨年は鶴巻(孝浩)選手に夏も冬もオーバーオール優勝を獲られて、正直今は右に並ぶ選手がいないくらいの状態だと思うので、チャンピオンに返り咲いて自分がいるということを証明したいですね」

SPORTS MODEL部門のトップ選手として「サマスタ10周年を盛り上げたい」と力強く語ってくれた岡﨑。今年も自信に満ちた姿をステージで見せてくれるだろう。

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