10kg増の不規則生活から脱出 心身上向きな『土浦のきんに君』、目指すはボディと順位のレベルアップ




磨かれた健康美を競うBEST BODY JAPAN(ベストボディジャパン/BBJ)。全国47都道府県で予選が開催されているBBJでは、予選で新たなスターが出現するのも見どころのひとつとなっている。

そんな中、『水戸大会』(2023年8月開催)において、ベストボディジャパン部門フレッシャーズクラス(18歳~29歳)で優勝をはたした金子祐希。あだ名はずばり『土浦のきんに君』であり、彼が代表を務めるパーソナルジムの名前が反映されている。

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今でこそ肉体美を誇る金子だが、前職でテレビ番組制作の裏方やメンテナンス関係に従事していた頃は不規則な生活を送っていた。体重の増加幅が10kgへ差し掛かった頃に危機感が募り、一念発起してジム通いをスタート。それからは体も心も上向きに調子が上がっていった。

過去について金子は「一番メンタル面が変わったかなと思います。今までの自分は本当に自信がなかったんですよね。たとえば何をやっても続かなかったり、大事な場面があっても途中で逃げ出してしまっていました」とコメント。

続けて「筋トレでは問題点と改善点を具体的に考えたりするので、ひとつひとつの課題を克服していく癖がつきました。筋トレだけでなく、人生の中で直面した問題や悩みに対しても真正面からぶつかれるようになりました」と自身の変化を語ってくれた。

BEST BODY JAPANへの挑戦は2022年の千葉大会から。勝手がわからず、もともと83kgあった体重を7か月で63kgまで絞るというハードな減量をしての出場となった。予選敗退を喫した時には「なぜここまでやったのに結果が出ないのか」という悔しさが湧き上がり、予選通過を目標としてコツコツ努力を積み上げた。

そして迎えた2023年の水戸大会において、磨き上げられた肉体を披露。見事にBBJ部門フレッシャーズクラスの優勝を勝ち取った。年間の集大成となる日本大会での入賞は逃したものの、2024年シーズンは新たな挑戦に臨む。

「昨シーズンは水戸大会のフレッシャーズクラスで優勝できたので、今シーズンからはミドルクラス(30歳~39歳)に挑戦しようと思います。BBJベテラン勢との戦いもあって昨年以上の努力が必要になりますが、体も順位もランクアップを目指して、今年も優勝を狙ってがんばります!」

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