年間を通して全国各地で予選が開催されているSUMMER STYLE AWARD(サマスタ/SSA)。“夏が一番似合う男女を決める”をテーマにした戦いには、多くの男女が集い熱戦を繰り広げている。
今シーズン開幕戦となった『新人類&ROOKIE CHALLENGE CUP東日本予選』(3/31)は、ビギナー向けに用意された大会。そんな舞台でコンテストデビューを飾ったのが、日頃看護師を務める濱陽南、28歳だ。
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「大人になってから、何かひとつのことを決めて達成したことがなくて、何事も中途半端になってしまっていました。自分の意思で物事に挑戦したいと思って、その時に考えたのがボディコンテストだったんです」
もともとトレーニングをしていたという彼女だが、本格的に筋トレを行なっていたわけではなかった。昨年の10月頃から減量と競技仕様の筋トレに着手し、コツコツと体をつくってきたと振り返る。大会後は「インスタなどまわりを見て、仕上がりを人と比べてしまう自分もいたんですけど、『自分らしく』というのを心がけてやりきれたと思います」と笑顔を見せた。
初のコンテストに緊張もあったが、そんな彼女の挑戦を新人部門の存在が後押しした。SUMMER STYLE AWARDの新人類は、他団体含めてコンテスト初出場の選手がエントリーできる舞台。ROOKIE CHALLENGE CUPはサマスタで5位以内に入賞したことのない選手を対象にした大会だ。大会初心者の彼女にとって、一歩踏み出すハードルを少し下げてくれたという。
「とりあえずやってみよう、始めてみようっていう気持ちが大事かなと思いましたし、人はやれば変われるんだなってあらためて思いました。入賞はできなかったんですけど、今後につなげていきたいです」
挑戦を通じて自信を手にした濱。かけがえのない経験を胸に、次なる目標を見据えて力を込めた。
「いつか表彰式で名前が呼ばれるようにがんばります。あとは12月のROOKIE CHALLENGE CUP FINALに出ることを目標に、これから続く予選もがんばっていきたいと思います」