5月30日に東京・北とぴあで開催された「第40回東京クラス別ボディビル選手権大会」にて、女子フィジーク158cm超級を制したのは三善麻子だ。
ヨガのインストラクターである彼女は、2024年に大会デビュー。ゴールドジムが主催するフィットネスコンテスト「マッスルゲート」のウーマンズレギンスフィットネス(ブラトップとレギンスを着用しての初心者向けカテゴリー)に出場し、入賞を重ねた。この年は関東を中心に6大会に出場し、集大成となるゴールドジムジャパンカップでは階級6位入賞で終えている。
今年の女子フィジーク出場は、そのとき以来のステージである。
「ずっと女子フィジークをやりたいなと思っていたんです。そのために昨年は澤田めぐみさん(4度の日本一を誇るトップ選手)の下でトレーニングをして、フィジークに向けた身体づくりをしてきました」
5月3日の東京ノービス選手権でさっそく優勝、そして一段レベルが上がる東京クラス別も制した。身体の仕上がりはさることながら、フリーポーズの完成度は頭一つ抜けていた印象だ。柔軟性を生かし、指先まで意識して優雅さを見事に表現した。
「ヨガのインストラクターをやっていることもあり、裸足でしっかりと表現をしたいという思いがずっとありました。人間の持つ身体の美しさを最大限に見せながらポーズを決めていくことができる、女子フィジークのそういうところに魅了されたんです」
大会当日時点では未確定ではあるが、無差別級で勝者を決する東京女子フィジーク選手権(7月19日開催)へエントリーする予定とのこと。さらにその先にも目指すところがある。
「東京選手権もそうですが、私自身の目標は澤田先生です。いつか先生と同じ大会に出られることを目指して、トレーニングを続けていきたいと思います」
澤田が主戦とする日本女子フィジーク選手権出場のためには、東京選手権などで上位入賞が必須となる。計画的に進化を重ねてきたそのボディで、目標に向かって突き進んでいく。
文・写真/木村雄大


