観る者の血を湧き上がらせる東海の筋肉怪獣・久野清照がジュニア最強ボディビルダーに スケールアップした凶悪ボディで学生生活有終の美へ




8月16日、京都テルサにて「第38回日本ジュニアボディビル選手権大会」が開催され、久野清照(くの・きよてる)がオーバーオール優勝を果たした。

【フォト】凶悪筋肉のマスキュラーポーズ

ジュニア世代(23歳以下)のNo.1ボディビルダーを決する今大会へのエントリー数は例年増加傾向にあり、今年はついに体重別5階級に分かれての審査と、各階級王者によるオーバーオール戦を経て優勝者が決まる流れになった。

75kg超級を制した久野は現在、名城大学に通う4年生。昨年は全日本学生ボディビル選手権で3年生ながら優勝し、一気にその名をこの界隈に広めた。

「去年からずっと、来年のジュニアでオーバーオールを獲るという目標を掲げて取り組んできたので、それを達成できて嬉しいです。去年は脚の外側の筋肉が弱いな自分では思っていたので、全体的なサイズアップに注力してきました」

久野の特徴は、一言で言うと「凶暴さ」だ。昨年の学生大会で「荒々しさ」を評価されたように、サイズ感はもとより、特にポーズをとったときにストリエーションが筋肉の随所にビシっと入る瞬間の変貌はすさまじく、観る者は血沸き肉躍る感覚に陥るほど。表情の見えにくいパーマヘアがその全体像を引き立てていた。

ジュニア大会に一番の照準を合わせていたが、今季、まだまだ彼の戦いは続いていく。

「来週は日本クラス別ボディビル選手権にエントリーしていて、80kg以下級に出場します。もちろん今年で最後の全日本学生選手権も出る予定なので、そこに向けた準備を進めていきます」

文・写真/木村雄大